立川志らく一門会

上野広小路亭での一門会。

記憶違いがあるかもしれませんが根太帳。

立川らく太：道灌 ・・・・・二人旅だったかな？
立川志らべ：初天神
立川志ら乃：時蕎麦

仲入り

立川らく次：夢の酒
立川志らく：火焔太鼓


立川流の噺家さんたちは揃って枕が上手であり、下げが知っている噺と違っていたりするので最初から最後まで楽しい。

実力は真打だが何度も家元・談志の真打試験に受からないという最強の二つ目と評判の志ら乃を初めて聴く。演っているうちにどんどん談志顔になっていくのだが、途中から、爆笑問題の太田に見えてきたｗ

捻ってくるとは思ったが、オッという下げでよかった。

志らくの火焔太鼓は聴いたことがあるが、相変わらず素晴らしい。
下げは「オジャン」ではなく地口おちの「買えん（この下げはいろんなところで紹介されているから書いちゃおう）」。

ここまで最高の噺だから下げで「あらら」って感じなのだが、とにかく最初から最後まで息をつく間もなく笑って感心・歓心する面白さ。

立川流の真打と二つ目は、こんなにも差があるのか・・・。

立川流の真打ってすごいな。

いや、志らくがスゴイのかな。

前座さんが叩いているだろう太鼓は・・・勉強中でしょうか、ご愛嬌。

そういえば志らくが、あきるの市の「志らく　馬風　喬太郎」の会がガラガラだったと言っていた。このメンツで客が入らないのかあ。不思議だなあ。

帰国したらこれは押さえる方向で臨もう。

志らく一門会は面白かったが、満員ギュウギュウだったので。


そうだ、すごく気になったことがあった。

真ん中の一番前に座っていた客が、ずっとメモをとっているのだが、ありゃやめて欲しい。仕事なのかマニアなのか知らないが、メモをとるなら後ろの方でやって欲しいよ。

演者もやりにくかろう。

客だって一番前でゴソゴソやられちゃあ気になるんだよ！


次回の、志らく一門会は2月28日だそうです。