東日本大学相撲観戦 | 電撃ネットワーク ギュウゾウ ブログ『ギュウゾウ新聞』 Powered by アメブロ

東日本大学相撲観戦



相撲人気回復の兆しか、国技館は例年より多くの観衆が熱戦を見守った。

伝統あるこの大会は応援団新入団1年生のお披露目の場でもある。




日大場所と呼ばれるほど長く続いた日大独走が去年崩れ、混戦と見られていたこの大会だが、日大が圧勝で復権。東洋、日体大、農大は及ばず。他校では早稲田の健闘が光った。





農大と早大の応援合戦。

動画

http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=924438


例年、相撲応援では東都勢が上手なのだが、今年は明大が不祥事で応援団活動停止とあって、早大、法大、東大の六大学勢が気合の入った応援を披露。 中大、専大、農大が指定席の正面・向こう正面に陣取る中、優勝候補の日体大が団員は少なかったが、よく鍛えられた拍手・声援を見せ、6月では驚くほどの揃いぶりであった。大東大は女子部員が大きな声での応援で男子をサポート、好感が持てる応援方式であった。


強烈な個性派応援団の国士舘、拓殖、防衛大の応援団はお休み、残念。




東大応援部は少数ながら精鋭。





専大は幹部(4年生)が紋付袴で応援。





中大伝統の大団旗は、長いポールと長方形の12畳敷き大旗で有名。



農大名物 大根踊り(青山ほとり)。


動画 http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=924445


青山ほとり(大根踊り)は農業への誇りを歌った名歌として農大生に愛されている。

歌詞 http://www.nodai.ac.jp/content_g/song/aoyamahotori/index.html

4番は農大卒業生の結婚式でよく歌われ、歌詞に食糧難であった往時が偲ばれる。




日大の曲者 金子選手。

動画 http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=924411


日大相撲部2年金子竜也選手は、細身ながら癖のある相撲で勝ち上がる。

身長は185cmあるから将来はプロ入りも見込める。 金子は3位入賞。

学生相撲で久々に見た個性派。

動画の通り、相手に立会いの主導権を握らせないいやらしい相撲をとる。

半身に構える立会いは王者日大じゃなきゃ許されないだろうってくらいのふてぶてしさ。

動画必見!



個人戦決勝。

http://vision.ameba.jp/watch.do?movie=924431


高山(日大)が上手投げで荒木関(東洋大)を下す。

共にプロ入り確実のアマを代表する選手である。




大学相撲観戦は、升席を広々と使って一杯やりながらの将来の関取さがし、そして応援団の応援合戦が楽しい。


日大の高山と金子はしばらく追いかけようと思っている。



[メモ]

入場料2千円。

開会式は9時半、強豪校は11時頃に登場。

団体戦は3時ごろ終了。

個人戦は5時ごろ終了。



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200806100956


>入場料2000円は高い


たしかに入場料はもっと安かったら良いねえ。

特に中高生は500円くらいで入れてあげたいですね。


>それにしても相撲に応援団ってなんか
違和感があります。


大学応援団にとって、相撲、野球、駅伝は昔から重要な競技で、過去には非常に応援が見事という事で中央大学応援団が日本相撲連盟(アマを管轄する団体)から表彰されたりもしているんです。体育会学生の中では普通と言うか・・・・・・野球より重要な応援としている学校も多いんですよ。



>取組中ずっと応援してるんですかね


応援は団体戦では自分の学校が試合している5取り組みを、個人戦では1取り組みづつだからエール交換なしで応援し、団旗もあげてまたすぐおろすので特に旗手隊(親衛隊)はすごく忙しい。

東京六大学以外では、相撲応援は野球より上位に扱われる大学の方が多いんですよ。

リーダー部(いわゆる団員)の減少でチア部(いわゆるチアガール)が応援時に重要な位置を占めるようになって野球がメインになってきてはいます。

いわゆる伝統校が箱根駅伝に出られなくなっている昨今、紋付袴で応援できる相撲は団員も嬉しいもんなんです。国技館は声も響くので応援しがいもあるし。

ワタシは大学時代応援団に所属していましたが、ワタシの大学は相撲部がなかったので現役時代は羨ましく思っていました。


秋には国技館で全日本大学相撲があるので、2000円ひねり出してぜひ観戦してくださいませ。