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尾崎豊 偉人墓地の旅









月刊サーカス連載の『偉人墓地の旅』発売中。

今月号は「尾崎豊」の墓参。
平成4年4月25日命日。



 叫んでいるが如き歌詞と、無骨で叩きつけるような歌声は、まるで物語のように文学のように心に響いた。
 街角の風景を切り取る叙事詩的な楽曲では自分の姿へ重ね合わせ、ストレートな言い様には素直に感動した。そしてそれは今も風化することなく生き続けている。


 サーカスの読者には尾崎直撃世代も多いと思う。軽く筆を走らすには、ワタシにはあまりにも彼の存在は大きい(年齢はワタシの方が1つ上なんだけどね)。


 今回は、今もメッセージあふれる楽曲がファンから愛され続けているカリスマ(一部のファンはそう呼ぶことを嫌うが……ワタシがそう思っているんだから今回はいいだろう)尾崎豊を訪ねる墓地の旅。


 尾崎が中退した青山学院高等部は、東京JR渋谷駅から青山通りに沿って歩いて10分程にある。年齢よりちょっとませたような初期の歌詞は、都会での息遣いが反映されているのかもしれない。ワタシは田舎育ちだから東京に出てくるまで意味が分からない歌もあったもん、がははは。


 都会の喧騒を離れ、我々一行が向かうのは東京都足立区である。命日を前に有名な「尾崎ハウス」を一目見たかったからだ。


 命日となった平成4年4月25日未明に彼が倒れていた民家の一室は、家の所有者である小峰さんのご厚意で開放され「尾崎ハウス」の愛称で長らく彼を慕うファンの交流の場になっている。


 たぶん命日には、多くのファンが訪れて賑やかになるのだろうが、今日はワタシの他に訪問者はいない。中に入りたい気持ちは山々なのだが、閑静な住宅地の一角にあるここは資料館でも記念館でもないから、今日はお騒がせしないようにこの場所の空気を感じるだけに留めて、尾崎ハウスを後にした。


 さあ、いよいよお墓参りだ。尾崎の墓所は埼玉県所沢市の西武球場から程近い狭山湖畔霊園にある。









こんな感じです。

立ち読みしてください。

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