1974年、7月7日。
静岡県では、台風8号(ジルダ)の影響で、梅雨前線が刺激され、記録的大豪雨となりました。
通称「七夕豪雨」
静岡県だけでなく、香川県・徳島県・岡山県・兵庫県・和歌山県・三重県・愛知県・神奈川県・東京都等、沢山の県で大災害が起こりました。
死者: 145 名
不明者: 1 名
負傷者: 496 名
住家全壊: 657 棟
住家半壊: 1,131 棟
床上浸水: 77,933 棟
床下浸水: 317,623 棟
静岡県では、静岡市の24時間連続雨量が508mmを記録し、これは静岡地方気象台観測史上最高記録となったと記されています!
その他、森町では……
大河内地区、491.5mm、三倉地区、394.0mm、森地区、198.5mm等、全ての雨量が太田川へ流れ込み、袋井市・磐田市は大洪水に見舞われました。
七夕豪雨は、私の両親・祖母も体験しておりますが、橋は流され、洪水で孤立し、大変な思いをされたそうです。
今回の西日本での集中豪雨。
地域は違えど、完全に七夕豪雨の再現です。
自然の力の前では人間など無力……
築き上げた文明は、塵に等しい……
改めて自然の驚異を実感しました。
先の七夕豪雨は、歴史に深く刻まれております。
今回の集中豪雨も歴史的災厄として記憶に刻まれるでしょう……
今回の災害で被災され、亡くなられた方々の御冥福と、1日も早い復興を御祈りします。