最後の記事から1年以上経っていたことに今更ながら驚きましたが、また一つ重要なイベントが終わったので久しぶりに書いてみたいと思います。
3年前に第一志望の学校に入学した娘ですが、無事に中学校を卒業して高校に進学することになりました。
エスカレーター式なので同じ校舎・同じようなメンバーで高校になりますが、それでも節目としての中学卒業式には大きな意味があり、次の3年間はこれまでの義務教育期間とは異なり主体的かつ自己責任が伴うということは娘なりに理解してるようです。
中学受験を乗り越えて高校受験もなくしばらくは安泰と思っていましたが、むしろ入ってからのほうが大変でした。この3年間を振り返ると決して平坦なものではなく、やはり思春期という時期は子供の内面の変化が大きくそれに伴い様々な葛藤があったと思います。慣れない先輩との付き合い方・最優秀な同級生に囲まれることによって揺らぐ自己評価の難しさ・親からの自立と反発等はこの時期の子供にとっては普遍的なテーマのようで、予想以上の激しさで果たして無事に卒業・進学できるのか予断を許さない時期もあったと思います。自身を振り返っても中学高校というのはどちらかというと思い通りにならないことへの焦りや葛藤が大きかった時期であり、私の場合は早く自立して大学受験をきっかけに都会に出るのだと漠然と考えていた時期でした。
そのような状況でしたが、(失礼ながら)予想外に面倒見がよい学校側のきめ細かい対応もあって何とか大きな山場を越えることができたのだと思います。
具体的なアドバイスとしては;
・学校では忙しく様々な活動で疲れているので、家ではだらしなくしても、とにかく寛げるようにしてほしい。
・親は見守ることに徹する。口出ししたくなっても子供に解決させる。それが出来る子供が集まっている。
大意ではこの2つだけですが、親として娘との接し方などで悩んだ時には何度も立ち戻って指針にした重要なアドバイスでした。これらは子供の力を信じて引き出してやるということなのだろうかと解釈していますが、決して放任するわけではなく保護者の懇親会等での学校生活の様子のフィードバックも数多くありました。必要に応じて保健室の先生や担任による面談もあったようです。自由な校風という評価を得ている学校ですが、担任の先生から預かった子供についてはしっかりと面倒を見るというお話もあり、少なくとも中学校の間はしっかりと管理された環境での自由であったと思います。一方で、親の側にも大きな変化が求められ、子供を見守ることの難しさや子供との距離の取り方、学校から解放された子供にとっての安心できる居場所としての家の位置づけには色々と試行錯誤がありました。私は自分自身の経験から中高生の時期の様々な振る舞いは時間とともに穏やかになると楽観していましたが、子育てにおいて待つことの重要性を学んだように思います。
学校からは、節目節目で子供たちの学習の成果や成長を確認できる機会が設けられていました。田舎の公立校出身の自分から見ると、この年齢でこれほどのアウトプットを出せる教育の力を感じることが数多くありました。忙しいなかで生徒だけで企画・運営するという学校行事の質の高さ、作文の中から伺われる内面的な成長、創作ダンスや英語劇のパフォーマンス、おそらくは一生付き合っていくことになる友人関係、それらのすべては子供が自分たちの力で勝ち取って育んだものであり、この学校を選んだことは正しい判断だったと思っています。
学校の話では高校に入ると前述のようなきめ細かい対応も高校からは取らず、より生徒が自主的に学び行動することを求めるような環境に変えていくらしいです。おそらくは最初は戸惑うこともあると思いますが、周囲の対応が次の段階に移行するのだと理解しています。また子供のほうも一旦、特に先生との関係がリセットされることから生徒によっては気持ちを新たに再スタートすると聞いています。我が子がどのような学校生活を送るかは解りませんが、これまでの3年間の積み重ねの上に次の3年間を紡いでいけば行くべきところに行くのだと思います。
次はまた3年後の更新になるかもしれんw





