カーペットパイソンのいろはの「は」! | Dendroparkブログ

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愛知県の爬虫類ショップデンドロパークのブログです。海外の一流ブリーダーから直輸入だからこそ可能な価格にて良質な生体をご提供させていただきます。ショップ様へは卸も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

と!言う訳で!
連日のカーペットパイソンに関するブログも今回で一区切り!
第三弾!飼育について!
早速始めたいと思います…が、その前にお詫びと訂正を。
19日の15:00から販売開始予定だったカナダ便ですが、ハリケーンの影響で航空便が飛ばず、25日以降になってしまいます。詳細は分かり次第このブログやツイッターなどでご報告します。
18日のヨーロッパ便は予定通り!当日は13:00オープンとさせて頂きますので皆さまご期待ください!

では!気を取り直して

第一弾第二弾と非常に簡単ではありますが、カーペットパイソンについてご紹介もしているので、そちらもご参照ください。

飼育ケージ
セントラルパイソンを除く殆どの亜種が立体活動を好むので、置き場所に余裕があるなら迷わず高さのあるケージをオススメします。もちろんボールパイソンのように高さのないケージであっても問題はありません。
ケージのサイズは亜種によって最大サイズがかなり違うため一概には言えないですが、ジャングルカーペットやインランドカーペットなどの小型の種類であれば60ワイド(60×45×45)、セントラルパイソンやコースタルカーペット、ダイヤモンドパイソンなどの大型の種類であれば90レギュラー(90×45×45)を最終的に用意してもらえれば問題ありません。これ以上のサイズを検討する場合は横よりも奥行を重視してください。
とはいえ、最初からアダルトを飼うことも少ないので、最初は専門店に売っているレプタイルボックスや百均でも購入可能なプラケース、とにかく脱走されない密封されないものであれば大丈夫です。


温度、湿度
温度に関しては、部屋ごと暖房可能であれば28度ほどでエアコンを回しておけばそれだけで飼育可能です。個別に保温する場合はいくつかのパターンがありますが、パネルヒーターのみならば、底面と背面、セラミックヒーターなどの保温球や暖突をゲージ上部に設置出来るのであればパネルヒーターは底面のみでも大丈夫になります。各家庭、各ケージの置き場所で温度は変化します。ですので、ケージ内の上限30度、下限を25度程度に出来る様に設置をしてください。

湿度に関しては、全身が入る水容器を常設してください。特に冬場の乾燥しやすく空気の冷たい時期は、水容器を保温器具の近くに置いて水が冷えないように注意が必要です。それに加えて脱皮前などは日に1〜2回霧吹きをケージ全体にすることで過度の乾燥を防いでください。


エサ
サイズに合った冷凍マウスと冷凍ラットが鉄板です。
マウスのサイズは
ヘビの頭の大きさとマウスの頭の大きさを合わせる
これでほぼ問題なく適正サイズです。
給餌感覚はホッパーを呑むサイズまでは週2、リタイアマウスを呑むサイズまでは週1、ラットを飲むようになれば2週間に1回くらいがベストかと思います。
稀にベビーを同居させる方がいますが、特にベビーの間は共喰いすることが極稀にですがあるので基本的には単独飼育を推奨します。


レイアウト
ケージ内レイアウトに関しては管理重視と見て楽しむの重視で全く変わります。
管理重視の場合は、全身が入る水容器とペットシーツのみです。


見た目を重視する場合は、樹上棲傾向の強いヘビなので流木などを使って立体的なレイアウトを組むとグリーンパイソンほどではないですが、器用に木の上でトグロを巻くので見ていて楽しいですよ。
爬虫類専用ケージを使う場合は上の金網部分に流木をネジで固定すると見栄えも良く管理も簡単なので個人的にはとてもオススメです。中に入れる個体が小さく軽いのであれば、ケージの内寸に合わせた枝やコルクをガラスで挟む方法も可能です。




照明
特に紫外線を必要とするわけではないので、あってもなくてもどちらでも構わないですが、繁殖のファクターになります。それに綺麗なヘビなので鑑賞という観点からも設置をオススメします。


最後に
3回に渡るカーペットパイソン特集、如何だったでしょうか?
基本中の基本のみの内容ですが、これを読んでカーペットパイソンを飼ってみようと思う人がいれば幸いです。
飼育相談は随時受け付けています(お電話でのお問い合わせはコチラ!
気が荒い、噛む等のネガティブなイメージを持たれる事が多いカーペットパイソンですが、実際にそういった側面はあります。しかし、その個体を理解してしっかりと向き合っていく事ですぐに、ハンドリング出来る様になりますよ。慣れた個体であればちょっとやそっとのことでは怒ったりもしませんし。
コレクション性も高く、その大きさから大蛇を飼っているという満足感も得られるけど、扱い切れないほど大きくはならない。ボールパイソンに勝るとも劣らないペットスネークです。
店頭にお越し頂ければこのブログの内容以上に詳細なお話も出来ます。手前味噌ですが、カーペットパイソンの在庫量は日本一です!常時100匹前後を在庫しているので、どんな話になってもだいたい現物見れちゃいますw
めくるめく素敵なカーペットパイソンの世界へ足を突っ込んでみませんか?
きっと、いや間違いなく楽しいですよ!
皆さんとお店でカーペットパイソントークが出来る日を楽しみにしています。


それでは、ご拝読ありがとうございました!





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