“ 東京オリンピックに備えて日本人の歯に対する意識を向上せよう!”

 

“口腔衛生法の樹立を目指して”

 

「源流医療としてのオーラルケア=ダブハスな歯科医療」
これからの新常識=オーラルケア  

「白く輝く真珠の首飾りより美しい歯列
・正しい噛み合わせの安定性
・すがすがしい口もと

 

・・・に留まらず
全身疾患予防のための
プライマリ・オーラル・ケアの確立のために
矯正歯科医 鎌倉dentofaco= http://dentofaco.jp
・・・が独自にが取り組んでいる諸問題」

 

2-5)MFT= 口腔周囲筋訓練の実際

 

(昨年度74回日本矯正歯科学会福岡大会における
MFT= 口腔周囲筋訓練セッション第1会場第2会場満員
第3会場=モニターのみもほぼ満員
熱心な学会員による日本の矯正歯科医療の未来は明るい)

 

不正咬合の原因となる
“異常嚥下癖”

 

“異常嚥下癖”

 

・・・が原因でおこる
不正咬合は
出っ歯や受け口などの前後的問題ではなく

顎変形症などの左右の問題でもなく

ヴァーティカル=縦方向の問題

 

不公平のようですが
矯正治療後の予後が
一番悪い部類です

 

将来の不正咬合を防ぐ

あるいは
矯正治療がスムーズに進行するように

矯正治療の予後を安定させる

 

・・・目的でおこなわれる
口腔周囲筋訓練法
= MFTの実際

 

正しい
“ゴックン”


・・・をするため
に大切なこと

 

1)スポットの把握

 

 

上アゴの左右中切歯間の
ベロ側にあるちいさな丘
切歯乳頭を
MFセッションでは
“スポット”
・・・とよびます

 

次項のポップング前に
上アゴに
舌背
・・・が
すきまなくぴったりとくっついた状態で

舌尖
・・・が位置する場所が
“スポット”です

 

2)ポップング

 

舌尖
・・・が
スポットに位置し

舌背全体が
上アゴに張り付いた状態から
“ポン”
・・・といわせ
舌をいきなり離します

 

最初10回から
だんだん増やし
30回できるようにします

 

“パツン”
・・・や
“ペチョ”
・・・ではなしに

“タン・タン・タン”

 

・・・と
太鼓をたたくように
連続して同じ大きさ
同じ音の高さで
できることが大切です

 

3)オープン・クローズ

 

 

上の
“ポッピング”


・・・で音を出す前の
舌全体が上アゴに張り付いた状態を保ちます

 

舌がだんだん後ろに行かないよう
注意しながら
口を大きく開けます

 

また閉じます

これをやはり
最初10回から
だんだん増やし
30回できるようにします

 

4)スワロウ

 

指で下唇をつまんで
前に引っ張って
まくって
歯が見える状態にして

 

舌尖
・・・は
“スポット”
・・・に

 

舌背
・・・は
“上アゴ全体”
・・・にはりつけ

 

舌を
強く押し付けながら
その場所から
決して動かないようにしながら
“ゴクン”
・・・と飲み込みます

 

この時
唾が逆流して
舌の前歯の間から
表側に溢れ出してきたり

舌が
歯と歯の間に
押し付けられるのが見えたりしたら
“ダメ”

 

舌突出癖がある証拠で
現行犯逮捕

 

舌突出癖がある方の特徴は
歯石が舌の前歯の
裏側につくのではなしに

 

前からも見えるように
歯の表側近くにまで付きます

 

唾液が溢れている証拠です

 

(Courtesy R.H.Barrett et.al.)

 

MFT= 口腔周囲筋訓練専門
・・・で開業している
口腔周囲筋訓練士

ズィックフューズや
バレットが有名です

 

米国や
我が国でも
MFT= 口腔周囲筋訓練
・・・のセッションで
“カッ・スワロー”

・・・や
“タグ・オブ・ウォー”
・・・など
様々なセッションが行われますが

 

カマクラデントフェイシャルオーソピディクス・山本歯科・矯正
・・・の
MFT= 口腔周囲筋訓練
・・・では
上述の3セッションのみ

 

要は自転車に乗るように簡単なこと!

 

でも
自転車に関する本を
100冊読んだところで
やってみなければ
乗れるようにはなりません

 

たしかに
“いまさらなによ(*`へ´*)!”
・・・なんて怒ってしまう
おばちゃまの患者さんも
いらっしゃいますけど

 

自転車に乗れない

・・・から

自転車に乗れるようになった

=ブレークスルー

・・・に
理由はありません

 

“ママもう離してもいいよ!”

 

“なにいってんの!さっきから一人でこいでるじゃない”

 

ただ
コツをつかもうと一生懸命にしている
自転車の練習
・・・最中には多大な筋訓練をしているということ

 

開咬=オープンバイト
・・・や
過蓋咬合では
特に
MFT= 口腔周囲筋訓練専門
・・・が必要です

 

これを避けて通れば
一度は
歯並び・噛み合わせが治っても
装置を外せば
また後戻り

 

それまでかかった時間と費用は水の泡

 

また
“はいわかりました”
・・・って
オフィスのドアを開けて御帰りになって
3っ日間は
一生懸命
MFT= 口腔周囲筋訓練
・・・をやりましたが

 

4っ日目から
どこ吹く風

カレンダーを見て
“あと三日で歯医者だあ~~”
また一生懸命

 

...でも
こんなキセル乗車みたいな練習でもダメ

 

ダイビングでも
飛行機の
免許を取得するにも
すなわち
時間数です

 

時間と場所
たとえば
歯ブラシのあと洗面所で
お風呂で
・・・など
毎日しっかり頑張ってください

 

それまで
正しい嚥下が習得できずにいた方が
急にとってもよくなっていることがあります

 

“何かコツをつかみましたか??”
・・・ってきいても


答えは
“ただひたすらやりました!”

 

以下シリーズで

 

3)神経栄養(ニューロトロフィズム)

 

18-15-第1章=歯編

 

1)前歯のライアビリティー

 

2)醜いアヒルの子の時期(アグリーダックリング)

 

3)リーウェイ・スペース

 

・・・について語ってまいります

 

ちょっと難しい話でしたか?

もちろん装置を入れて
器械的に治療すれば
悪い歯並び・噛み合わせ
=不正咬合は治るのですが


疾患として確立し
治療に至る前に
未然に予防する

 

あるいは
治療には至るものの
その治療自体が
より大変なものでなくする
そういった予防医学の幕は
すでに揚がっているのではないでしょうか?

 

 

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矯正歯科=歯列矯正のメール相談 :

 kamakura@dentofaco.jp

セコンドオピニオン乃至来院相談 : call : 0467-22-6702
 

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正
カマクラデントフェイシャルオーソピディクス
鎌倉市小町1-5-21森ビル3F
call : 0467-22-6702
E-mail : kamakura@dentofaco.jp
URL : http://dentofaco.jp
院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member

 


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