「源流医療としてのオーラルケア=ダブハスな歯科医療」
これからの新常識=オーラルケア
「白く輝く真珠の首飾りより美しい歯列
・正しい噛み合わせの安定性
・すがすがしい口もと
・・・に留まらず
全身疾患予防のための
プライマリ・オーラル・ケアの確立のために
矯正歯科医 鎌倉dentofaco= http://dentofaco.jp
が独自にが取り組んでいる諸問題」
シリーズ
“矯正歯科医による様々な不正咬合の矯正治療”
・・・のまとめの最終回 2)
内村鑑三の発言は
歯科医院に行って
歯の痛みから解放された時
口をついて出た
“Dentistry is a work of love.”
・・・をわたしが日本語に訳したもの
("鎌倉山の胡蝶花=シャガ畑")
9-2)いよいよ最終回
そもそも矯正装置なんて
建築でいえば足場のようなもので
きれいな歯並びになった暁には
はずして捨ててしまうのだから
そんなものが30万円もの価値があるとは到底思えません
だれがみても
(特に同業者の評価で)
生理的正常咬合が備わってはじめて価値があるのです
矯正歯科治療に他医院に通院中の方
もう歯を動かす治療が終わった方
これまでこのブログで示してきた症例と比べて
ほんとうにこんな風に治っていますか?
前歯はきれいに並んで
前から見ても横から見ても =OB, OJ
2mm ちょうどですか?
横の歯はきちんと
両の指を重ねたようにかみ合っていますか? =interdigitation
抜歯したスペースは完全に閉鎖してますか?
レントゲンで見て歯の根は
平行に並んでいますか? =root paralleling
東大の肝胆膵外科
幕内教授が一般外科学会の会長だった時
NHKに出演し
「外科はアートだからね!誰がやっても同じようにはいかんよ」
・・・と語ったのは
誠に的をついています
専門職の介入が必要な本格矯正には
オーソデンティスト=矯正歯科医を受診してください
専門職の介入が必要な
矯正歯科医療
・・・でも知らずに
もう装置が入って
治療費の支払いが済んでしまった方
設計図もなしに
製作が始まってしまった方
まず
どこをどんな風に
どのくらいの期間で治してゆく
つもりなのかを聞いてみて
明確な回答が得られない場合
あまり変だったら
お近くの矯正歯科医に
“セコンド・オピニオン”
・・・を取りに
相談に行くといいでしょう
これまでも
たびたび
NG 矯正を見破る方法として
1)セファロをはじめとして試料を採取したか?
2)絶対非抜歯を謳ってないか?
3)認定医なり・専門医の認定を受けているか?
・・・を基準にしてきましたが
今回紹介されたいくつもの
GP= 一般歯科医院で実際におこなわれた被害
・・・共通点は
「資料をとっていない」
建築でも
図面なしで
いきなり柱を建て始めたりしないはず
最初の状態の記録もなく
最短距離を行く
プロとしてのテクニックも持ち合わすことなく
最終的な咬合のヴィジョンもわからず
やみくもに繰り返される
“なんちゃって矯正”
生体のバランスの安定性を崩されて
「割れるように頭が痛い」
・・・などの症状が出ているのに
それでも治療費払いたいですか?
なぜこういった被害がなくならないかというと
医療における契約が
建築などの際に交わされる「請負」ではなく
「手段債務」であるからでしょう
がんセンターで八方手を尽くしたにも拘らず
残念なことに患者さんは亡くなったとします
でも死んだから治療費を払わなくていいことではありません
医療に失敗は許されることではありませんが
不可抗力か失敗かを立証するのは
簡単なことではありません
わたしたちの
JSO= 日本歯科矯正専門医会では
これまでも10回にわたり
市民公開講座を開催してきました
会場はほぼ満席で
長時間にわたる講演中も中と退出するひともいず
医療ジャーナリストに
「これほど多くの質問が出る公開講座の類は他に経験がない」
・・・といわせるほどでした
講演終了後
騙されたことがわかった主婦のひとり
「昨日治療費を納めたばかり」
・・・と泣いていたそうです
アンケートからは
「きちんと矯正を学んだ者しか
看板を出すことや
治療ができないよう法改正すべきだと思う」
・・・など
多数の意見が出されました
タクシーだって
人の命を与るからには
普通の免許よりさらに厳しい
「二種免許」の取得が条件とされます
「一回でとれることはまれ」
・・・って運転手からきいたことがあります
サクラが急に飛び出してきたりするそうです
「ハーイタクシー!」
・・・って手を挙げても
10台に1台しか
二種免許を持っていないタクシーだったら
安全性の面から
ひとはもうタクシーを使わなくなるはず・・・
日本中の矯正歯科の看板は
およそ2万7千件
それに比し
わたしも取得しておりますが
「学会認定医」ですら
およそ2千7百人
わたしたち矯正歯科医は
前世紀初頭から
「誰が一番うまく治せたか
このテーブルの上に並べてみよう」
・・・と提案して
抜歯による矯正歯科=歯列矯正の発展に貢献した
チャールズ・トゥイード先生の言葉通り
現在までずっと
内外の学会で症例展示をおこなってきております
もし矯正歯科専門開業するのなら
患者さんを安心させる意味からも
矯正歯科医の取得は必要条件とさえいえます
また
開業したてで
経験がない=症例数をこなしていない
外科医の優劣が手術症例数で決まるように
学会に症例もださない
ホームページを見ても
イラストだけで
自分の治した症例が提示されていない
もしくは
他人の治した症例ですませている
これでは医療人として良心を疑われても仕方がありません
われらがJSO= 日本歯科矯正専門医会
の認定機構である
JBO= 日本歯科矯正専門医認定機構
・・・は世界一厳しい100例診査で有名ですが
100例も症例はそろわないものの
将来有望な専門医に育つ力を持つ若人たちのために
"10 cases evaluation"
=「指定10未治療症例評価」
をおこなっております
治す前の10症例を持参し
口頭試問を受け
毎年プログレス=経過資料を提出し
2年後に再び口頭試問に臨むというものです
10例中7例の合格をもって専門医認定されます
矯正歯科・歯列矯正治療は
プロである矯正歯科医を受診してください
ハリウッドの俳優さん
有名な演奏家
ABCのキャスターの面々
ひとりとして八重歯のある方や
口がとんがってみえる方
ひとりもいません
矯正歯科・歯列矯正治療の
プロである専門医の祈りです・・・
最後のもう一度
本当に価値ある矯正治療に巡り会うため
これだけは
注意してほしい点を下に上げます
1)セファロ= 頭部エックス線規格写真分析 http://dentfaco.jp/dentfaco_computerdiag.html
2)認定医等公的認定機関の公認 http://www.jso.or.jp
3)すべて非抜歯で治ると謳ってないか http://dentfaco.jp/dentfaco_extnon.html
・・・以上がクリアできていればほぼ大丈夫
インフォームドコンセントを経ての
納得の上矯正歯科=歯列矯正治療を開始してください
矯正歯科=歯列矯正は
1900年に
歯科の中で最初に専門分化した
専門分野です
きちんと
セファロ診断装置を設備した
矯正歯科医か
大学を受診されることをお勧めします
100例審査による
認定を受けている
“矯正歯科医”
・・・なら安心です
今年こそ
矯正歯科=歯列矯正治療をはじめたいと
迷われている方
予防歯科
歯並びとカミアワセ=
矯正歯科・歯列矯正治療
は矯正歯科医を受診してください
読者の皆さま
歯と心身の健康を大切に・・・
(・・・以上本シリーズを終わります)
矯正歯科=歯列矯正についてもっと知りたい方は : http://dentofaco.jp
矯正歯科=歯列矯正のメール無料相談 : kamakura@dentofaco.jp
セコンドオピニオン乃至来院相談 : call : 0467-22-6702
矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正
カマクラデントフェイシャルオーソピディクス
鎌倉市小町1-5-21森ビル3F
call : 0467-22-6702
E-mail : kamakura@dentofaco.jp
URL : http://dentofaco.jp
院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member