「理想的な歯ならびと噛み合わせの安定性の確立のために
矯正歯科医 鎌倉dentofaco が独自にが取り組んでいる方法」
13) @「生涯変わらぬ友情」
(開学当初の母校にて
向かって左著者
右はDr. 渡辺泰弘
現在美濃加茂市歯科医師会副会長
背後のシトロエンは彼の愛車
白いクラシカルな自転車が我が愛車
母校を去る際に
寮と本館連絡用に寄付してきた・・・)
実際
人生のうちの
たったの6年間
葡萄臭い風の中で
ともに暮らし
勉学に勤しんだにも拘らず
生涯に亘る
切っても切れない友情は生まれるものです
昨年
日本矯正歯科学会長野での大会前に
鎌倉を訪れ
35年振りに
我が心のオーヴェルジュ
凛花 http://www.kotubo-linca.com/
・・・にて旧交を温めたヤスベ
次の日に現在の愛車
四駆のレクサスで
帰路を大きく湾曲させ
わざわざ学会会場まで
送ってくれました
彼は
学生時代
かの地で大活躍したバンドで
オルガン担当
信濃のアル・パーカーってとこかな(^^:!)v
彼に限らず
明日紹介する予定のバンドの面々
=布施・池井・大石・田中・梅原
菅井・池淵
故神保・山下
京都の渡邉宏・守安摂子・守安薫
文芸部の尾形正東・山川洋子
・・・他諸氏
かけがえのない時間を共有させていただきました
「抜歯? 非抜歯?---」
矯正歯科における抜歯治療と非抜歯治療・中立の立場から・・・
当院における叢生の非抜歯治療例.
(初診時12歳女性.治療期間2年3ヶ月)
歯を抜いて治療すべきか? 抜かずに治療すべきか・・・
この問題は,現代の歯科矯正治療におけるだけでなく,
矯正歯科の歴史を通じて常に大きな論議の的でした.
それだけに数多くの研究が為され,
時代ごとの多くの説やコンセンサスが台頭し,
現代の診断基準に至っております.
ここで少しだけ,私たち人類の進化の話をさせていただきます.
進化はターミナル・リダクションといって,
中心から遠いところから起こってきます.
私たちが尻尾を失ったのも.
指の中で小指が一番小さいのも,
また親知らずが生まれつきない人がいるも,
この原理に従っているあらわれです.
歯にしても,同じ名前のたとえば切歯では,
中心に位置する中切歯より,
その隣の側切歯のほうが小さくなっています.
そんなふうにわたしたちの進化が進んできて,
遺伝子による状況に合わせた
さまざまな変化が生じてきたのですが,
歯並びで言うとちょっとした不都合が生じてきました.
それが何かというと,デコボコの歯並びが増えてきて,
このままではものを噛むことができなくなって,
人類が滅びてしまうのではないかという危惧が生じてきたことです.
遺伝子は歯の大きさでそれを調節しようとしました.
つまり,最も得意分野である側切歯や,同じ名前の歯で
より中心からはずれた第二小臼歯の大きさを小さくすることによって,
叢生(ガタガタの歯並び)を解消しようと試みてきたのです
.
ところがそれが間違った,進化の袋小路に人類を誘導していることに
最近このところやっと気付いたようなのです.
つまり,どんなに第二小臼歯を小さくしたところで,
八重歯や出っ歯はなくならず,奥歯が倒れてきて
噛み合わせはもっと悪くなってしまうことに遺伝子は気付きました.
これまでの得意分野での調節に失敗した遺伝子は,パニックを起こして,
その結果多数歯欠損(当院では,一卵性双生児の方で,
姉妹そろって10本づつ本来必要な歯が先天的に欠如した方がいます)
などがおきやすい現象が生じているようです.
私たちの現代は,遺伝子レベルの悠久の時の流れから見ると,進化の過渡期にあるようです.ある矯正専門医の意見では,そのうち先天的に第一小臼歯が欠損した突然変異の子供たちか生まれてくることによって,この現象は解決するらしいのです.ところが彼のコンピュータシミュレーションからは,こういった未来は2000年も先の出来事らしいのです.つまり,25歳で次の世代が生まれてくるとして,80代も先のことのようなのです.それまでは私たちの歯科矯正の仕事はどうやら続いてゆくようです.また,一家庭内で獲得形質として,歯科矯正治療が数代にわたっておこなわれると,ひょっとして,この2000年はもう少し近いものになってくるかもしれません.実は,当院にひとりだけ全4本中3本の第一小臼歯を先天的に持って生まれなかった患者さんがいます.現代の歯科矯正治療は,いわば進化を先取りするような形でおこなわれているのです.
日本矯正歯科学会でも,抜歯非抜歯のコンセンサスを得るため,非抜歯治療最右翼ののDr.Greenfield (Garfield ではありませんvv;!念のため・・・)と,もう一方では抜歯はおこなうものの数十年にわたるすばらしい長期安定症例を多数お持ちのDr.Boley に debate のようなかたちで講演をおこなって戴き,そのうちからコンセンサスを導き出そうとする試みをしました.
Dr.Greenfield が最初に壇上に立ち,その非抜歯による素晴らしい理論を展開され,続いてDr.Boley が左・中・右の三連のスライドを駆使して矯正動的治療後の長期安定性について述べられました.Dr.Greenfield の方法も素晴らしいものでしたが,Dr.Boley が非抜歯治療とはそもそも拡大であるといった点に重きを置き,最後のスライドで日本の夏祭りで遊ぶ子供らの映像を映してこういわれました.「これらの人たちに,本当に10年後20年後の結果が出ていない方法で治療をおこなって本当にいいのでしょうか?」
いつの日かDr.Greenfield の方法もきっとこうした time-tested を経て再び私たちの前に現れるでしょうが,その講演の座長を務められた福原昭和大学名誉教授が,20世紀初頭の著名な矯正歯科医であるDr. Calvin S. Case の言葉を引用して語った言葉をもって,日本矯正歯科学会としての統一見解としたようでした.
すなわち,"The failure to extract teeth when demanded is quite as much malpractice as the extraction of the teeth when not demanded.(必要なときに抜歯しないでいるのは,抜歯をしてはいけない症例で抜歯をするのと全く同様,間違った治療だ.)"
鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正サイト・「抜歯? 非抜歯?---」・中立の立場から・・・より
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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member