理想的な歯ならびと噛み合わせの安定性の確立のために
矯正歯科医 鎌倉dentofaco が独自にが取り組んでいる方法

 

日本歯科矯正専門医会

 

 

 

先週の日曜日
アルカディア市ヶ谷私学会館で
恒例のJSO= 歯科矯正専門医学会
が開催されました
 

矯正歯科=歯列矯正で眼がはっきり


矯正歯科医である
矯正歯科 鎌倉 dentfaco
院長の山本一宏も
症例展示方々
出席しました

今回も昨年にひき続き
テーマは
GP= 一般歯科医院で昨今おこなわれている
歯列の拡大一辺倒による被害

1)「ヒロゲッパ矯正」

 

 

 

 

非抜歯矯正といって
乳歯と永久歯が混ざって生えている時期から
「あとで大変になる」
・・・などと不安をあおって
利益誘導し

女の子が型を採って
院長は見ることもなく
技工所送り

かえってきた
真ん中にスクリューのついた
ピンクの装置をセットして
治ろうが治るまいが30万円
(実際10人のうちひとりかふたりは治るらしい
そもそもなにもしなくでも
いい歯並びになるひとだっているのだから)

矯正の材料屋さんで
現在最も多く売れていて
笑いが止まらないのが
この拡大スクリュー

ところが
唇顎口蓋裂の治療以外で
矯正歯科医が
拡大床を使うことは稀です

2)「イッタリキタリ矯正」

永久歯がそろったあとは
全部の歯に矯正装置を貼付けて
骨にインプラントを植えて
一旦拡げた歯列を
今度は奥に入れてゆく

たとえば
へとへとになって自宅近くの駅に着いて
タクシーに乗ったら
元きた方に向かって
反対方向に全速力で走り始めた・・・

歯も生き物ですから
あまりぞんざいに扱われると
骨が岩のようにデコボコしてきたり
歯の根が溶けてしまったりします

そもそも矯正装置なんて
建築でいえば足場のようなもので
きれいな歯並びになった暁には
はずして捨ててしまうのだから
そんなものが30万円もの価値があるとは到底思えません

だれがみても
(特に同業者の評価で)
生理的正常咬合が備わってはじめて価値があるのです

3)「白タク矯正」
・・・最終的な生体機能にマッチした
歯並びかみ合わせのヴィジョンなしにおこなわれる矯正

これまでも
たびたび
NG矯正を見破る方法として

1)セファロを撮影したか
2)絶対非抜歯を謳ってないか
3)認定医なり・専門医の認定を受けているか

・・・を基準にしてきましたが

今回紹介されたいくつもの
GP= 一般歯科医院で実際におこなわれた被害

共通点は
「資料をとっていない」

図面なしで
いきなり柱を建て始めたりしないはず

最初の状態の記録もなく
最短距離を行く
プロとしてのテクニックも持ち合わすことなく
最終的な咬合のヴィジョンもわからず
やみくもに繰り返される
「なんちゃって矯正」

生体のバランスの安定性を崩されて
「割れるように頭が痛い」
・・・などの症状が出ているのに
それでも治療費払いたいですか?

なぜこういった被害がなくならないかというと
医療における契約が
建築などの際に交わされる「請負」ではなく
「手段債務」であるからでしょう

がんセンターで八方手を尽くしたにも拘らず
残念なことに患者さんは亡くなったとします
でも死んだから治療費を払わなくていいことではありません

医療に失敗は許されることではありませんが
不可抗力か失敗かを立証するのは
簡単なことではありません

わたしたちの
JSO= 日本歯科矯正専門医会では
これまでも10回にわたり
市民公開講座を開催してきました

会場はほぼ満席で
長時間にわたる講演中も中と退出するひともいず
医療ジャーナリストに
「これほど多くの質問が出る公開講座の類は他に経験がない」
・・・といわせるほどでした

講演終了後
騙されたことがわかった主婦のひとり
「昨日治療費を納めたばかり」
・・・と泣いていたそうです

アンケートからは
「きちんと矯正を学んだ者しか
看板を出すことや
治療ができないよう法改正すべきだと思う」

・・・など
多数の意見が出されました

タクシーだって
人の命を与るからには
普通の免許よりさらに厳しい
「二種免許」の取得が条件とされます

「一回でとれることはまれ」
・・・って運転手からきいたことがあります
サクラが急に飛び出してきたりするそうです

「ハーイタクシー!」
・・・って手を挙げても
10台に1台しか
二種免許を持っていないタクシーだったら
安全性の面から
ひとはもうタクシーを使わなくなるはず・・・

日本中の矯正歯科の看板は
およそ2万3千件
それに比し
わたしも取得しておりますが
「学会認定医」ですら
およそ2千3百人

わたしたち矯正歯科医は
前世紀初頭から
「誰が一番うまく治せたか
このテーブルの上に並べてみよう」

・・・と提案して
抜歯による矯正歯科=歯列矯正の発展に貢献した
チャールズ・トゥイード先生の言葉通り
現在までずっと
内外の学会で症例展示をおこなってきております

もし矯正歯科開業するのなら
患者さんを安心させる意味からも
矯正歯科医の取得は必要条件とさえいえます

また
開業したてで
経験がない=症例数をこなしていない

外科医の優劣が手術症例数で決まるように
学会に症例もださない

ホームページを見ても
イラストだけで
自分の治した症例が提示されていない
もしくは
他人の治した症例ですませている

これでは医療人として良心を疑われても仕方がありません

われらがJSO= 日本歯科矯正専門医会
の認定機構である
JBO= 日本歯科矯正専門医認定機構
・・・は世界一厳しい100例診査で有名ですが

100例も症例はそろわないものの
将来有望な専門医に育つ力を持つ若人たちのために
"10 cases evaluation"
=「指定10未治療症例評価」
をおこなっております

治す前の10症例を持参し
口頭試問を受け
毎年プログレス=経過資料を提出し
2年後に再び口頭試問に臨むというものです

10例中7例の合格をもって専門医認定されます

読者の皆さま
歯と心身の健康を大切に・・・

矯正歯科・歯列矯正治療は
プロである矯正歯科医を受診してください

ハリウッドの俳優さん
有名な演奏家
ABCのキャスターの面々
ひとりとして八重歯のある方や
口がとんがってみえる方
ひとりもいません

矯正歯科・歯列矯正治療の
プロである矯正歯科医の祈りです・・・

矯正歯科=歯列矯正は
1900年に
歯科の中で最初に専門分化した
専門分野です

きちんと
セファロ診断装置を設備した
矯正歯科医か
大学を受診されることをお勧めします

 

矯正歯科=歯列矯正についてもっと知りたい方は : http://dentofaco.jp

矯正歯科=歯列矯正のメール無料相談 : kamakura@dentofaco.jp

セコンドオピニオン乃至来院相談 : call : 0467-22-6702
 

矯正歯科 : 鎌倉 dentfaco 山本歯科・矯正
カマクラデントフェイシャルオーソピディクス
鎌倉市小町1-5-21森ビル3F
call : 0467-22-6702
E-mail : kamakura@dentofaco.jp
URL : http://dentofaco.jp
院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member


 



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