理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法
39-4) しっかり咬める子に育てる!子育て矯正歯科=歯列矯正4)
ライオン株式会社はオーラルケア研究の一環として
包装技術研究所と
日本大学松戸歯学部 歯科矯正学講座葛西一貴教授
林 亮助助手との共同研究において
製品開発で活用している力学解析シミュレーション技術を応用し
噛み合わせの力が小児の上顎骨に与える影響を解析しました
また葛西教授らのグループは
現代人のアゴの骨と縄文時代人
とのアゴの大きさを比較する研究から
アゴの幅には変化がみられないものの
左右の奥歯が内側に倒れ込み
幅が狭くなったため
歯のでこぼこ=叢生が多くなった事を突き止めました
その結果
「食物をすり潰すようによく噛むこと」はアゴの成長を促し
歯が生えるスペースを確保することとなり叢生
の予防につながることが示唆されました
この研究では
小児のアゴに咬合力がどのような影響を与えるのかを明らかにするため
噛みごたえのある「硬性ガム」を試料として用い
奥歯(第一大臼歯)で咀嚼する力学解析シミュレーションを行いました
結果
上顎の骨が接する鼻腔側壁及び上顎正中口蓋縫合部に
咀嚼によって加わる力が集中 していることがわかりました
また
「柔らかいものなどを上下に噛むチョッピングタイプ」と
「硬いものなどをすり潰すように噛む顎の横の動きが加 わったグラインディングタイプ」を比較すると
「すり潰すように噛むグラインディングタイプ」の方が
上顎正中口蓋縫合部により大きな力が加わることが示されました
すなわち
噛むときに鼻腔側壁や上顎正中口蓋縫合部に繰り返し力が加わることが示され
咬む力が上顎の骨の成長点に力の負荷をかけることで
口蓋部や鼻腔底幅の成長や形成に関与している可能性が示されました
またその効果は
「すり潰すように噛むグラインディングタイプ」の方がより大きいこともわかりました
以上
「食物をすり潰すようによく噛むこと」により
上顎骨の成長を促し
上顎の口蓋部の面積が大きくなって歯が生え並ぶスペースが確保されるため
その結果
叢生の予防につながることが示唆されました
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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
日本歯科矯正専門医認定機構(JBO)認定矯正歯科医
日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
American Dental Association,
American Association of Orthodontists &
World Federation of Orthodontists, Member