理想的な歯ならびと 噛み合わせの安定性の確立のために 当院が取り組んでいる方法

23-12) 歯列矯正による横顔の美しさ=「食いしばり癖の強い成人女性のバイマックス矯正歯科治療」

最近 NHK の「ためしてガッテン」などで
特集が組まれ
にわかに関心が寄せられ始めた
歯軋り・食いしばり

まだはた迷惑くらいにしか思っていない
ひとも多いようですが
実は本人の全身をも蝕みます

いまだ我が国においては
大学で充分な教育をしているとは決して言えず
多くの歯科医院ではお手上げの状態のようです

症例は初診時24歳女性
歯ならびが悪い事を気にされて来院されました
 


デコボコの歯ならびだけに留まらず
上下の前歯は突出しています

また上アゴの中央と
下アゴの中間部舌側に
おおきな骨のコブがみられます

セファロ分析から 
上下の歯が前方に傾斜している事がわかります

上下左右4番目の歯を抜歯して
矯正歯科治療しました
治療期間は3年10ヶ月

 

 

主訴 : 歯が出ている
診断名あるいは主な症状 : 両歯槽前突
年齢 : 24歳4ヶ月
治療に用いた主な装置 : エッジワイズ装置・ヘッドギア
抜歯部位 : 上下左右第一小臼歯
治療期間 : 3年2ヶ月
治療費概算(外税) : 初診料 \5,000 診断料 \50,000 基本料 \720,000 処置料 \7,000 
リスク副作用 : 所見無し


前歯の正常な被蓋=かぶさり
奥歯の左右の指を組み合わせたような
インターディジテーションが
獲得されました

右側に傾いていた
頭部の姿勢も改善され
笑顔もとてもゴージャスになりました

 

 

 


治療前後のセファロ・レントゲンの重ね合わせです

治療前=黒と比較して治療後=赤では
約1cm におよぶ前歯の後方移動が達成され
それに伴い初診時 E-Line を大きく超えて前突していた口唇が
ほぼライン内におさまり
きりりとした美しさが備わった事が見て取れます

(治療前=黒と比較して治療後=赤では
食いしばり癖から解放されたアゴが
開く方向に推移していることに注意)

こういった症例を抜歯せずに治療することは
上アゴ前歯の後退も得られず
自然な唇の閉鎖も,
オトガイにできる梅干しの種のようなしわもなくならず
口もとんがったまま
歯の根も骨の器を飛び出して全部の歯がしみてくることもあります

国際レベルのスタンダードから論じてもあきらかに誤診であり
治療が失敗に終わるにとどまらず
組織を損傷させてしまう危険性をも伴うことを
生身の生体を扱う医療人としては肝に銘じておかなければならないでしょう

このような難症例では
矯正歯科治療計画立案のためのセファロ分析は必須です  
プロフェッショナル=専門医以外にこういった症例を任せる事は
厳に慎まなければなりません

矯正歯科・歯列矯正治療は矯正歯科医を受診してください

 

 

 

 

 

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院長:歯科矯正医 山本一宏
日本矯正歯科協会(JIO)正会員
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日本矯正歯科学会認定医
日本成人矯正歯科学会認定医
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