即脱原発を賛成しないわけ | -PropagandaWatcher-

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気になった事をワリと普通の視点で観察

最初に言っておきますが俺は東電とはまったく無関係で

電力会社ともまったく無関係(商売的な意味で)

むろん電気は使う立場の人間なんで電力とは無関係ではないですが。

今の、即脱原発と原発推進の2極論争ってどぉなの?って

思うわけです。

その究極の選択だと俺は原発推進に属さざるを得ない


何故か


即脱原発が云々の話で俺が手放しで賛同できないからだ

まず、当たり前として念頭において置かなければ行けないのが

日本はおよそですが20%以上の電力を原発に依存している(いました)

それを、無くすならば他の方法で20%を確保すると言う事を考えなければいけません。

まず、即脱原発を唱えている人は、


・危険である
・他に安全な方法がある
・電力は足りている


等と言うわけです。


・危険である

まぁ今回と過去のチェルノブイリの事故を見ればそう思うのは仕方が無いが

他の電力を得る物と比較しているのだろうか?

他の方法で電力を得る際、資源や資材を調達する段階から

実際に使用可能なエネルギーになるまでに原発より安全と言い切れる

確信があって言っているのだろうか?

つまり原発と即脱原発派は他の方法との

w(ワット)=死者の比較をしていなければこんな事は言えない筈である。

つまり、原発が安全だと信じて電気を使い倒して居たくせに、

いざ事故が有ると騒ぎ出すレベルの人たちが

何が安全か等、解るはずがないのである。

他の方法にシフトして問題が起きたらまた騒ぐだけ何だと思うな。


・電力は足りている!


例を挙げると以下のサイトとか

http://blogos.com/article/43001/

東電は原発依存度0%

まぁこの記事を書いている人は、火力にシフトしていると言う事を

知っていて言っていると思うんですけど

原発で得ていたエネルギーを火力で補っているから足りているって事です。

この発想自体が個人レベルの考えであって集団レベルの考えではない

安全保障がまったく考慮されていない。

火力に使われる燃料は現状海外に頼っている

もちろん原発もそうなのだが

発電の殆どを火力に頼ってしまうと

例えば燃料を日本に輸入する過程の経路で問題が起きた場合等

起きた場合、日本では電力を作れなくなる(もちろん備蓄はあるが)

そういった最悪の場合を想定して方法は分散しなければと言うのが

安全と言うものだ。

簡単に言うと今の韓国と日本の様な関係と思っても良い

韓国は日本から半導体製造に必要な資源(資材)の一部

をほぼ頼り切って製造し成功を収めている。

韓国はLGやサムスン等の大会社数件で国が保たれて居ると言う異常な国だ

LGやサムスンが製造できなくなると滅びの道が見えたと言って過言ではない。

日本がその資源(資材)を韓国に渡せなくなったらどぉだろう?


・他に安全な方法がある!

俺は現在

原発に変わる発電は現状では火力しかないと思っている

日本の20%以上の電力を常時補える発電って他にありますか?


原子力

一度運転したら安定して供給

火力

燃料があれば必要なだけ燃やせばOK

太陽光

日が照ってないと無理

風力

風がないと無理
強風でも無理

水力

ダムの数
安定して水の移動の有る場所(海)で施設の建設できる場所





安全面を考慮して火力は既存のまま

即原発止めて常時電力供給を20%以上確保が可能ですか?

まず、反対するなら、色んなリスクを考えて

その案を提示してからじゃないと意味が無いし

賛成するのは難しいです。


そこで、なんか知らんが脚光を浴びているのが

太陽光発電ですが

太陽光発電自体責めるものではありませんし

メインとしてこの流れで

再生可能エネルギー促進法とかを何も考えずに後押しするのは良くないことです。

そのまま通すと将来的に確実に借金と格差が進みます。

俺には裏の利権が見え隠れして胡散臭さくて仕方がありません。


そもそも、恐らくですがここにてを出す連中が考えているのが

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商品やサービスを提供するのに必要な原価をちょうど

賄うだけの収入を得る水準に設定すること。

事業運用にかかる費用と適正な事業報酬の和を適正な原価として

販売するシステム「総括原価方式」

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に目をつけて損をしないビジネスで儲けようって考えしか無い

と思うからです。


世の中にはそんなこと有るか!と何も考えずに吠えている人もいそうですが

確実に金銭に対する電気の対価は上がります。


現段階で1kw25円程度で一般家庭に売られていますが

ソフトバンクの孫氏の居る自然エネルギー協議会の

全量買い取り制度などを実行すると30円後半から

40円辺りで電力会社に買取を義務化します。

(孫氏は15年間1kw40円と言ってたかな)


まず、上記制度が実現された場合に電気料金が高くならないと思っている方は自分で

この策が施工された時の電力と金銭の流れをフローで書いて下さい。話はそれからです。


一般家庭での感覚で電気料金が30%上がった場合でも何とか遣り繰りできる程度の認識ならば

思慮が全然足りてないです。浅はか過ぎます。

電力の料金は電力に頼っている全ての物に影響します。

つまり国内製造コストが全て上がると思って下さい。

電気代高騰時の額面は一般家庭とはレベルが違います。

普通に考えて製造されている物のコストを30%ダウンする事はカナリ難しいです。

もちろん、火力に必要な燃料の価格も考慮しなければいけません

運送コストも上がっていくでしょうし

その帳尻は消費者が金銭で負担するか国内生産が衰退していくだけです。

結果金銭と電力のバランス的に見ると現在の金額の差額よりも上昇率は上がります。

(見た目上の値上がりは無くとも確実に負担することになります)


多少高くなっても原発よりはと安易に考えている方は、

良く考えずにこの策に飛びつくのは辞めてください。

安易に飛びつく態度が衆愚政治の始まりです。

そもそも孫氏は商人なので国民の為と思ってやっている訳ではない

携帯料金に在日特権を与えている人ですよ?

日本人の為とか考えるわけ無いじゃないですか。

そこにビジネスがあるから押しているのです。