自立して初めて借りた家は普通のアパートの1階でした。
不動産をあたって住む家を探しましたが、なかなか見つかりませんでした。
障害者が借りてもし、火事を起こされて困るというのがあり、介助者がいると言っても
難しいと断られてばかりでした。
自立生活センターの知り合いの工務店さんに見つけてもらい、借りられました。
普通のアパートなので、車椅子が移動できるように廊下を平らにしたり、
お風呂に入れるようにリフトをつけたりしました。
改造費は社会福祉協議会の借入金制度を使い、そして生活保護の中から少しずつ返済する形にしました。
自立生活を始めたことは大変でした。38年間も親元にいて何でもやってもらっていたので、
食事作りや身の回りのことを介助者に指示を出すタイミング、生活費がどのくらいかかるか、
まったく分かりませんでした。
色々、失敗したことがあります。
光熱費など分からなくて払っていなかったり自立する前にちょっとだけ、母に料理の作り方を
教わっただけなので、簡単なもの、野菜炒めなどしか作りませんでした。
たくさん作りすぎて毎日同じものを食べたりしょっぱすぎたりうすかったり・・・。
または水をだしっぱなしにして出かけたりもしました。
今まで人に連れてってもらっていたのが今度は自分でどう行ったらいいか分からなく、
介助者に頼ってしました。
でも介助者は指示によって、ついていくだけでした。
そして自分は方向音痴だということを気がつきました。
でもだんだん自立生活センターで、自立生活のことや介助者との関係のことなど
いろいろ学び、少しずつ自分の生活を作っていきました。
私の一日は、朝8時に介助者が玄関から入った時から始まります。
ベッドから車椅子への移動、着替え、トイレ、食事作り、洗濯・掃除、買い物、入浴、
23時30分に車椅子からベッドへ移動して介助者が帰ります。
3交代で介助者が来ます。もちろん全介助です。
・・・・続く