担当医が教授だった時点で腹は括りました。
搬送先の病院で画像を見た夫が1〜2㎝とか言ってたからそんなに大きくないはず!!!
呼ばれて診察室に入ると先生と看護師さんが待っていて、パソコンには夫のMRI画像が表示されていました。
………いや、普通に大きいんですけど!?!?Σ(゚д゚lll)
一体何をみて1〜2㎝とか言ったんだ!?!?
(今だに謎)
画像にはどう見ても4〜5㎝はありそうな白い塊が💦(実際に4㎝ありました。)
先生から悪性ですって言われるより腫瘍の大きさの方が衝撃すぎてショックでした…。
S教授『脳に腫瘍があります。ほぼ悪性とみて間違いないと思われます。』
すぐに問診。
脳腫瘍の影響がどこまであるのか調べるために計算や記憶力の簡単なテストをしました。会話などの様子も診察の一環らしいので私は基本的に口を出さないよう静かに待つことに。
根っからの理系人間で記憶力に自信がある夫はスラスラ答えていました。(むしろこれ普通の人もできないのでは?って感じの難しい問題もあり私より答えられていました😅💦)
S教授
『今はほとんど症状が出ていないみたいですね!脳腫瘍の場合はステージとは言わずグレードという言い方をしますが、○○(夫)さんの場合はおそらくグレード2だと思われます。ただ診断するには手術して病理検査をしてからじゃないと分かりません。』
『そこまで急ぐタイプじゃないと思うけど2〜3ヶ月以内には手術をした方がいい。覚醒外科手術といって手術の途中で起こされていろいろテストしながら腫瘍をとっていく方法がある。』
『できる限り後遺症が出ないように手術するけどそれも絶対ではない。もちろんここで手術はできるけど、どこで手術するかは自分達で考えて決めてほしい。その時は紹介状を書いてあげるから後悔がないようにね』
私『画像から予測される種類は分かりますか?』
S教授『うーん…どっちの可能性もあるけど経験上星細胞腫かな??』
↑地味にショック。乏突起膠腫の方が放射線や抗がん剤が効きやすく、予後がいい。
S教授『まぁまだわからないけどね。とりあえずいろいろ検査したいから1泊2日で入院しようか!』
S教授との話は終わりました。
教授のイメージってもっと高圧的な感じを想像してましたが、S教授はとても話しやすく親身になって話して下さいました。