映画『はたらく細胞』(ネタバレあり) | 松本電電丸の劇場

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元ヲタク役者、松本電電丸のブログです。
まあ気ままに書いてます。
アニメやゲームネタ結構ぶっ込むかも。


見てきました!!


思えば実写ドラマとかかなりご無沙汰になってるから、役者の名前をど忘れしてしまってる…佐藤健や阿部サダヲはちゃんと覚えてるけど、他のキャストの名前がなかなか出てこなかったり



本題に入ろう


ここから先はネタバレありの感想となるので、未見の方は回れ右でお願いします



































佐藤健を信じて良かった



佐藤健といえばるろ剣……あのアクションぶりに丁寧なお芝居

あの仕事ぶりは信頼に値する



今回は『はたらく細胞』×『はたらく細胞BLACK』のクロスオーバーという感じ


『はたらく細胞』における体内は芦田愛菜


『はたらく細胞BLACK』における体内はその父親役となる阿部サダヲのものとなる



なお、Fukase演じる細胞の名前は『白血病細胞』


そう、今回ピックアップされた病気は「白血病」である


アニメではマイルドだった戦いや過酷な環境も、この実写化では結構ハードになってた


白血病との戦いで全部の細胞が死に絶えるのが胸にくるものがあるんだが…


実際の細胞の寿命は短命だからね


そうなるのも仕方ないし、原作もそこまでシビアにはやってないから、実写はそこら辺しっかり切り込んでる点はよくやったなと思う


因みに全細胞が死に絶えるってのは、抗がん剤および放射線治療によるものだ


放射線治療で細胞達が白血病細胞達と共に消滅させられるのはくるものがあったな…いやほんと、ハードだなあ実写


放射線治療についてここで解説



放射線治療とは、今回の白血病においては抗がん剤以上の焦土作戦

 


今回は骨髄移植に備え、拒絶反応を抑えるために体内の白血病細胞を他の細胞もろとも根絶するもの



例えるなら、モンスターによって荒らされた大地を一度他の生物諸共焼き尽くした後、草木を植えて緑あふれる大地に返り咲かせるようなものだ


焼畑農業みたいなもの……と言えばいいのか?違うかな?



人間サイドからまとめると


娘が転んですり傷を負った

次にインフルエンザに感染

無事治って憧れの先輩とデート…エンドルフィンやら脳内物質ドバドバ(笑)

一方父は暴飲暴食が祟り、腹痛を起こし、排便中に倒れる(ここもきちんと細胞の話あり(笑))

憧れの先輩からまさかの告白!でもその後父親が倒れたと会社から電話があり、先輩と共に駆けつける

今度は娘に異変。足に青痰ができ、学校で倒れる

そこで白血病であることが明らかに

抗がん剤治療

放射線治療

骨髄移植

無事完治

希望の未来へレディゴー!(笑)


こんなとこか


人間の体内とその主である人間と切り替えながら展開してくことで、細胞達の活躍がどんな風に人間とリンクしているのかが伝わる



まとめだが、コレに関しては是非他の人にもオススメしたい一作かな

キャラ崩壊は起こってないし、原作では触れられなかった病気ってのもあってためになった

原作好きな人も新たな発見となるんじゃないかな?と思う


それにしても人間サイド……



お医者さんがまさかの佐川はんかよ(笑)


※『龍が如く0 誓いの場所』に登場する近江連合側のヤクザ『佐川司』。演じたのは鶴見辰吾さん


笑って泣けてタメになる

このキャッチフレーズに偽りなし!