龍が如く8…これが到着してもうすぐ1ヶ月…
とりあえず進捗の報告と物語の感想を書いてみようかなと
ネタバレありのため、未プレイの方は回れ右でお願いします
……山井が本物の男だった！
不気味な形相に、常夏のハワイにいるにも関わらず寒気を感じ、常に厚着をしている異様さ…そしてトミザワに対する仕打ちに、一番達を追い詰めるために森を平気で焼く異常さ
これらが山井への嫌悪というか恐怖というか、そういうマイナスに繋がるんだが、敵対関係にあるハワイのマフィア『バラクーダ』や『ガンジョー』の狙いがまだ年端もいかない少女『ラニ』であると分かればあっさり手を引いたり、周りの仲間からの人望が厚かったりと…極めつけは桐生さんを医者に診せていたというね
いやもう男だよ山井！
そんで極めつけは第十三章…
山井は田端組の若衆の一人で、組長の奥さんに手を出し、組長を殺してハワイへ逃げた……とされているが、
実は奥さんに振り向いてもらいたくて、奥さんの田端唯の殺人教唆に乗ってしまったのが事実
惚れちまった弱み故の親殺しだった
なのに待っていたのは田端唯の裏切り
田端唯はハナから山井を使い捨てにする気だった
「山井が自分を襲い、組長を殺した」
そうでっち上げて、田端唯は本命である若頭と共にした
旦那である組長が殺されて間もないというのに、何事もなかったかのようにイチャつく田端唯の姿に寒気が止まらなくなった…それが山井の常に感じる寒気の理由だった
…そういや『鬼滅の刃』の伊黒さんの姉に当たる人もそういう人格破綻者だったな
人死が出た(しかも自分の姉妹)にも関わらず、鬼が倒されたあともその悲劇の家に住み続け、何事もなかったかのようにその家で贅沢する異常性…
結局その田端唯は重度のアルツハイマー故に入院し、もう山井の顔さえ分からなくなっていた(まあ数十年の年月が経ってるから仕方ない部分もあるが)
自分の人生をそこまで狂わせた田端唯に復讐するかと思いきや、結局何もせず、寒がる彼女に自分の肩にかけていたコートを羽織ってあげてその場を後にした
…いくら酷い女でも、自身の愛を貫いたんだな山井
「もう寒くねえ」
…てさ、自分の過去にも決着をつけたんだな
その後はきちんと自らの足で出頭する山井…
そりゃかっけえって言いたくなるよ
トミザワも、今頃この山井の真の姿を見て何を思ったんだろうな…
……
………
ヤベエ山井の話しかしてねえ
