表紙カバーを飾るのは、始まりの剣士「継国縁壱」
炭治郎の先祖「炭吉」とも縁深い仲で、全集中の呼吸の開祖。
「日の呼吸」という、全集中の呼吸の始まりといわれる呼吸の使い手ではあるが、
鬼殺隊の中では継承されていなかった模様…
さて、本巻では、上弦の壱「黒死牟」と、柱3人と不死川玄弥の死闘の最終局面が描かれます。
上弦最強に位置する黒死牟相手に勝機はあるのか?
そして、縁壱の双子の兄である「継国巌勝」が何故、鬼・黒死牟へと堕ちたのか?
彼の過去を語るには、弟・縁壱が欠かせず、あまり明記されなかった縁壱についても深堀りされてます。
てか、縁壱さんバケモノ過ぎだろ(笑)
そういった物語の核心の一部分が明らかになり、今回の「大正コソコソ噂話」は、そんな継国兄弟について書かれてます。
ぜひ確かめてみて下さいな。
カバー外した表紙は、読了後に見ることをお勧めします。
泣ける…
ネタバレ抜きの感想としては…
手に汗握って、目からも汗が出てきた。
黒死牟は許されざる鬼の一体ではあるが、同時に悲しい鬼でもあり、
どうしようもないくらいに「人間的」だったというのがね…