ただ今執筆中…ってところです。どうにも「ウケたい」とか欲目が出てしまい、毅然とした態度で脚本と向き合えていない感じです。木鶏たることは何と難しい事か。
木鶏とは荘士に収められている故事のお話なんですが、本当に強い闘鶏というのは、木彫りの鶏と見分けがつかなくなる位に、全く動じないとされているそうです。
かつて横綱の双葉山が６９連勝を記録し、あと１勝で前人未到の７０連勝にまで差し迫ったところで負けてしまった時にも、「イマダモッケイタリエズ（未だ木鶏たりえず）」と打電し、木鶏の話を用いたとか。
ただ「ウケたい」とか「感動させたい」というのは、面白い脚本制作には必要と考えてます。けれど俺の中にはそうでないものがあった。「これをやればウケるだろう」と言ったような、ある意味お客様をナメたような欲目。こういうのはハッキリ言って不純物。自分がお客様として見せられたら「ふざけやがって」と舌打ちして退席しかねないくらいに。
自分がまず心から愛せる脚本を。俺はそれを心がけています。自分自身というのも、魅せるべきお客様なのだから。
というわけで宣伝！
「ヒトリシバイナイトvol.65」
企画：Three Tree
制作：R-plan
※開場は開演の30分前になります。
（渋谷駅ハチ公口から徒歩５分、ブックオフ隣）
（いずれもドリンク代込）
ヒトリであるなら何でもアリ！様々な一人芝居役者達が集うオムニバスイベント！
ヒトリだからこそ創り出せる非日常の空間をご堪能あれ！
松本電電丸は両日出演予定です。
タイトルを「ヒトリシバイナイト65チケット予約」にしていただき、本文にはお名前とご来場人数、ご来場の日程をご記入下さい。
お席の都合とチケット料金の点からも、予約をオススメいたします。
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