ポエム -9ページ目

秘密

小さな声で言えないことが
大きな声で言えるはずがない
人に言え無いような事が君に言えるはずが無い

だからずっと秘密。


この世界には秘密が溢れているが
それは全て誰も知らない自分だけのものだ
一人でも喋ってしまうとソレは秘密ではなくなってしまう

だからいつも鍵をかけている
その鍵を持っているのは
誰なのか知らない

だから鍵を持っている人なら秘密を話すね
ソレが君であったらいいな。

ペンギン

君の翼は何のためにあるの?ってよく言われる

毎日空飛ぶ夢見て
南極の空を飛ぶのは僕だって
そー決め付けていた

でも思った以上に
空は遠くてきっと
どう足掻いたって
飛べないことはわかってる

だから僕は海に入った
海は空より青くて
海は空みたいに広くて
僕の翼にもちょうどよかった

僕は海の中を飛ぶ
風を切ることは出来ないけど
空を飛ぶのはこんな気持ちなんだろな

僕は空を飛べないけど
海の中なら飛べる
鳥は空を飛べるけど
海の中は飛べない

鳥は可哀相だ
僕は空も海の中も両方見れるけど
鳥は海の中には入れないから
海の表面しか知らないから

だから僕はずっと空を飛べないペンギンがいい。

空洞

私にはポッカリ穴があって
小さくなったり
大きくなったりを繰り返している
でも消える事はない

しかしこの穴は
痛くも痒くも無い
何のための穴なんだろ

この穴は何処へ通じているのだろ
いつから空いているのだろ

私が哀しいとき
この穴は大きくなり
とっても大きな空間が出来る
真っ暗な空洞が

そして泣き声が聴こえるの
それは…
きっと私の心の中の私が
寂しくて泣いてるの

この穴が私より
大きくなったら
私もその暗闇で泣きつづけるだろう

私が強くなれたら
小さな私も泣くことをやめるだろうか。