友人のE美さんが先日の旅行の様子を、楽しんで読んでくれていたそうで、嬉しい♪
なので、今日は約束の総集編なり～(笑)
うちは愛犬・花音がいるので、夫婦で旅行は難しいんです。
先日の奈良の１泊２日でさえ、花音のための準備をして（シッターさんが来てもらうための掃除ともいう）、あげくに脚がビッコですっ！って電話がかかってきてしまいますからね・・・
なので、今回もパパをお留守番にして、一人旅。
行きたいところはいっぱい。
沖縄、宮崎、三重、和歌山・・・
でも９月のこの時期となると、台風、長雨が心配される地域。
となると、やっぱり北海道。
で、函館を中心にプランを検討していました。
インターネットだと簡単に予約ができ、そしてキャンセルも簡単・・・
やっぱりこれじゃない！ とキャンセルしたのが４～５回。
しっくりくるのがなかったんだよね～
そんな時に、ハッ！って思い出したのが「雲海テラス」
調べてみると、９月に入ってからだと一人部屋料金が格安になっていました。
（夏季は満室で、一人部屋もなさそうでとても行けなかった）
一度は行ってみたかった場所に、そうだ、今だよ！！！ と決定。
結局ツアーはやめて、飛行機、ホテル、空港＝ホテル間のバス手配は自力で。
ツアーよりは少し高くなった分、予定を１日短縮。
天気予報があまり良くなかったので、テンション低めで出立しました。
出発日は台風の影響で九州便が欠航だらけ。
北海道にして良かった～！ と少しテンション↑
ポケモンジェットにさらにテンション↑↑ ← いくつだよ・・・
蒸し暑かった新千歳空港からはバスでの移動。
手配したバスは、空港近くのノーザンホースパーク経由、トマムまで。
ノーザンホースパークでの滞在時間は１時間半。
短い時間ですが、お馬さんに乗って、馬車に乗って、厩舎でお馬さんを眺めて～♪
賢くてかわいいお馬さんに、もう胸キュンキュンでした。
背中、かゆいの～？
裏庭でお馬さんを飼う想像をしながら、バスは一度空港に戻り、次の便のお客さんを乗せるはずが、キャンセルになって、大型観光バスに客は私一人きり(笑)
（ホテル⇒空港の戻り便の予約が多かったそうです）
高速道路で２時間弱。
「星野リゾート・トマム」に到着。
いかにもバブル時代に開発されたリゾート地、そして倒産。
それを飛ぶ鳥を落とす勢いの「星野リゾート」による再生。
今は夏は全日満室御礼、北海道でも超人気のリゾート地に復興したらしい。
正直、あちこちボロっちくて、豪華さはありません。
ただ値段も手ごろで、札幌辺りのファミリーやカップルにとっては、いいリゾート地なんだろうな。
この日も満室、中国系の団体さんもたくさん来てました。
左から２番目のグリーンのタワーに泊まりました。
お部屋は２７階の窓の大きな角部屋でした。
一人旅だから、もっと下の階かと思ったのに、いいお部屋を用意してくれていました。
（低層階は団体さんのようです）
さて・・・ 何しよう？(笑)
とりあえず、敷地内をちょろっとお散歩。
お腹が空いたから１７時開店の、リゾート内の回転寿司へ。
大好物のイカは必須、あとはウニ、カニ、生サンマ、焼き牡蠣・・・ あと忘れた(笑)
北海道産の美味しいネタをたっぷり。
所要時間２０分。 結構な量を、あっという間に食べつくしました。
いいネタばかり食べたので、お会計もアッというものでした・・・。
結局入ったレストランはこれだけ。 あとはパンやおにぎり、お持ち帰りのピザで食事を済ませました。
お部屋に帰ってもまだ１８時前(笑)
窓からの景色をずっとずっと眺めていました。
あとは読書して、シャワー浴びて・・・
朝４時起きに備えて、早寝をしました。
一人って退屈(笑)
朝４時起床。
メインイベントの雲海を見に行きます！
ゴンドラに乗って、テラスまで。
簡単に雲海を見られるのが、ここの売り。
が、ゴンドラに乗るまでが大変でした。
ゴンドラ乗り場までバス待ち長蛇、ゴンドラ待ち３０分くらい。
ディズニーランドか！？って突っ込みたくなりました。
日の出はゴンドラの中からとなってしまいました。
でも、テラスに到着すると、いろんなものが吹き飛ぶ絶景が広がっていました。
この日は「太平洋産雲海」というらしく、一面に雲海が広がっていました。
雲海って、本当に海みたい。
そして向こうの山が島みたいに見える・・・
１０回来て一度も見られない人もいるという、この雲海。
晴れすぎても雲が湧かないし、ちょっと曇ると、霧の中という。
一発で見られた私は超ラッキーでした。
あの幻想的な景色、もう一度見てみたいものです。
で、ゴンドラで降りて、さて、何しよう？？
記録的な猛暑でお外は暑いし、とりあえず、４時起きしたから眠いし・・・
で、お昼前くらいまで寝て、おにぎりとビール持って外でお散歩がてらお昼ご飯。
お部屋に戻って、相棒と科捜研の女の再放送を観て・・・
あとはやっぱり外の景色をうっとりと眺め・・・
北海道まで来て、私は何しているんでしょう？
お部屋から、朝乗ったゴンドラが見えました。
山の中腹のテラス、そんなに高さがないのに早朝だけ雲海が見られるのは、トマムの地形によるものだそうです。
一泊を札幌にして札幌ドームで野球観戦にしようかとも当初考えていたのですが、雲海見るチャンスを優先。
うん。
ヒマだけど、忙しい旅は私らしくないしね。 これで正解。
あまりにもヒマで、バスに乗って、大浴場まで。 ← 別料金。
お風呂好きではないので、、めんどくさい～って思ったけど、あまりにもヒマだった(笑)
まぁ、夕暮れの森の中の露天風呂は、それなりに気持ち良かったです。
夜は水の教会（冬季は氷の教会になるとか！）を見学し、満点の星空を眺めました。
やっぱり早寝をして、翌朝も４時起床。
前日よりもかなり人は少なく、ゴンドラに乗ってテラスまで。
途中で、朝ごはんモゴモゴ中の、野生のエゾシカを見かけました♪
テラスに着くと、そこは一面の霧。
前日にとても景色が良かった第３テラスに移動。
ここが一番霧が薄かったので、しばらく待機。
風の流れによって、時折浮かび上がる景色。
一瞬の絶景。
９０分滞在して、浮かび上がったのが３回程度。
でも、まるで夢の中にいるような気分にさせてもらった、不思議な景色でした。
対照的な景色を楽しむことができた私。
でも、この朝だけしか来れなかった宿泊客も多いだろうし、その方たちにはお気の毒な景色ですね。
部屋に戻って、軽く寝て（またかい！）、１１時にチェックアウト。
帰りのバスはお客さんを５人乗せてマイクロバスでした。
この便は新富良野プリンスに立ち寄ります。
富良野まで、トマムから一般道を１時間ちょっと。
富良野は雨でした。
全員の合意の上、滞在時間は予定よりも長く、２時間ほど。
（空港到着が遅くなりますからね）
とりあえずプリンス内のベーカリーでパンを食べました(笑)
ビーフシチューパンがうまかった♪
このホテルの敷地内に、ドラマの舞台となった「風のガーデン」「優しい時間」の喫茶店・森の時計があります。
風のガーデンはイギリス式のお庭で、お花がいっぱい咲いていました。
小さなお家の中では、緒方拳さん演じたおじいちゃんの静かな語りが聞こえてきそうでした。
お土産屋さんが並ぶニングルテラスは私には危険ゾーン。
あまりにも可愛らしいものばかりが並んでいてたので、可愛いキツネの作品を自分へのお土産に購入。
このころには雨もあがり、蒸し暑くて汗が流れましたが、お花も森も水滴でイキイキとしていて目に鮮やか。
２時間をあっという間に過ごしました。
バスは一路空港まで。
空港で、軽い夕飯に、立ち食い寿司！(笑)
ホタテを食べ忘れていたので、どうしても食べたかった・・・。
鮭児（ケイジ）も珍しいから食べておきました。
締めにウニを食べて、やっぱりお寿司は高い～。
帰りの飛行機もポケモンジェット♪
苫小牧の夜景を見下ろし、ルビーさんに会えばよかったと後悔もし、そして羽田へ。
いつも帰りの便でひどい目に会う「航空性副鼻腔炎」 ← 行きの便ではあまりならない。
この痛さはなった者にしかわからんだろう。
私の場合、高度が下がってくると右目とその周辺が割れそうに痛く、頭蓋骨が割れる～～と悶絶します。
これがあるから、飛行機が怖くなっていました。
ネットで調べて鼻が原因なのはわかりました。 もともと副鼻腔炎があるから、すぐに納得。
同じ痛みで苦しんでいる人がいっぱいいるのもわかり、対策をあれこれ書いてあることに感謝でした。
今回は予防策を立てまくりました。
・寝ない
・ビールも飲まない （寿司食べながらもがまんした）
・ガムを噛む
・点鼻薬をこまめに注入する
ロキソニンをあらかじめ服用するといいらしいが、できればそれに頼りたくない。
今回は痛みを発症せずに、気持ちよく着陸できました。
リムジンバスで地元まで帰り、無事に帰宅。
可愛い花音にチュッチュして、やっぱり家はいいな～(笑)
旅もいいけど、旅をしてこそ、家が一番とも思うのかもしれない。
たしか八回目の北海道。
何度行っても行き足りない。
何を食べても美味しいし、自然はダイナミックで美しい。
次の北海道には釧路湿原に行きたいな～ 知床にも行ってみたい～ 宗谷岬も行ってみたいぞ～
私にしては珍しく天候が良い旅行でした。
浮雲の流れが秋を感じさせてくれ、ずっと空ばかり見ていました。
北海道の自然と、送り出してくれた家族に感謝。
へへへ。 次はどこに行こうかね～？(笑)