こころをリハビリちゅう。
街を歩いて 東京歩き疲れたら
ちょっと 遠くへ
ちょっと 遠くで 自分とおしゃべり
コケの絨毯やシダ植物の中で、山の湿気を吸い込むのが好きだ。
地元にある戸隠の奥社や、子供の頃に住んでいた田舎のおうちを思い出して懐かしい。
今の生活では、けっこう腰を上げないとこの世界には来れない、忘れてしまいそう。
平日の伊勢原大山は静かで、
誰もいない山道は少しビビりましたが、
その心細さを乗り越えて、あたしやったぞ!って思えば元気になるでしょ療法。
途中
女坂、男坂、とふたつのルートがあったので
女坂の七不思議を辿るというルートで山登り
男坂よりもちろん易しいのだろうと選んだんだけど、意外とそのけわしいこと!
はじめのうちはなだらかで、
景色を楽しんだり、これからの事を妄想したり、
川の音や鳥の声、深緑の香りに余裕かまして
お地蔵さんに通りがかるたびご挨拶していたが、
後半に差し掛かると、
ゴッツイ岩の連続、歩き辛いパズルの上で工夫して足場を探しながら、
心の中で''絶対ヨイショって言わないゲーム''を発明、何やってんだ。
それも続くと飽きて来て、
せっかく山に来てるのに携帯の禁断症状に負けてLINEのタイムライン見るための中断休憩。
みんな、仕事したり、家族のお世話したり、海外にいる友達もいる、病気と闘っている友達もいる、
そんな時やっと、あれ私ひとりで山登りしてる...ひとりでできるもんオバケだぞ私は...とイチマツの疑問が過ぎり、
いやそれは気付かなかった事にして突き進むしかないので、
くるしくなってくる心臓の動悸も、首すじを滴る汗も、
意地でシカトして這い上がるのだ!
その頃にはもうお地蔵様にご挨拶する愛嬌もなく、
息を切らして見た目もボロボロの、
余裕のない女!
いるいる山降りてもそうゆう...
...許せそう。
帰りはもう日が暮れ始めてしまったので最終のケーブルカーで降りることに。
20人乗りのケーブルカーに、私と二人組の男性
二人とも、おしゃれとかどうでもよさそうで、とても優しい顔をした、いかにもいい人。
全然タイプとかそんなのどうでもいいけど、ひとりは薬指に指輪をしているのをチェックしてしまった。
「おひとりですか?写真撮りましょうか?」
写メ自分撮りしてたら、話しかけてくれた。
「あ、だいじょーぶです」
こうゆうのが全然大丈夫じゃない大丈夫のスタンダードなやーつ。
せっかくの会話を終わらすもったいないやーつ。
無言の中、
ケーブルカーが発車して、5分で下まで着いてしまった。
あんな苦労して登ったのに。
文明の力でショートカットされている事が普段気付かぬうちにたくさんあるのだろうな
ケーブルカーからそそくさと降りて行くと、二人が
「気をつけて帰ってくださいねー!」と遠くから手を振ってくれた。
もう二度と会う事のない、
可愛くない ひとりでできるもん女子にね、
声をかけてくれたさりげない優しさが泣きそうになった。
電車に乗って駅からひとりの部屋へ帰る時、
嘘みたいな まんまるお月様が見えた。
秋が来た。
Love,Mao.
P.S.
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らぶす♡