地元に帰ると
想い出が想い出ではなくなる。
なつかしさに すうっと カラダが溶け込んで
ただ わたし
というエーテル体の二つの眼球から
景色を見ている。
あの頃、とか、いま、
この先、
みたいな直線的な時間軸でいつも自分のStoryをとらえているけど、
ほんとに 遺伝子レベルでここだーーーという場所に帰ると
じんわりと胸の奥のスライムが泣いて
私はそこにいるようでいない、
最高にあたたかくて 刹那でせつなくて
生きている、
呼び起こおこされる こころの在り処
それを体験したくて、行く場所がある。
それを体験したくて、会いたい人がいる。
歌がある。
螺旋状の、タイムマシンのバス停
ビビーーーッ
次、降ります。
注意事項ですが、
この意識の庭で時間軸のゾーンにギアが入ったら
バッド トリップ になるので
我に帰らないようにしてください。
あの時こうしていたら、、、
今はなぜこんななの、、、?
この先想像以上のことはあるの、、、?
愛しすぎるものには、いつも危険がとなり合わせだね。
くるくるAutomaticな思考回路
現実に追われ 考えすぎて 見えなくなっていくもの
地元がリセットしてくれる。
よしゃ、
雑念にとらわれず、
ただ 今やることをやって、
しあわせをナンパし続けてみよう
と新幹線で誓って、
でも東京に着いたらすぐまた
誰かの言葉や都会の空気に汚染されてしまうだろう。
だけど、 私はここにしか住めないなぁー
少ない空気と、
小さな空を取り合いっこしてるような
ナウシカの街で
もどかしさと いとしさを抱いて
またひとつ、私は大人になります。
LoveAlways,Mao