ヒヨコヒヨコ
6月が終わります。
早くも今年が半分過ぎますね。


この6月に起きたこととして、
我が家に居ついていたツバメが飛び立ちました。

無事、子ツバメが育ち、
親子ともども元気に巣立っていったのです。

良かった良かった。爆笑



もう7年も前になりますが、私が中学3年の時、
今のお家を新築してすぐ、
ツバメが軒先に巣を作りました。

粘土質の土や枯れ草を材料に、
わずか数日で立派な巣をこしらえたのです。

その後、ツバメのつがいから生まれたヒナが、
大きく育ってどこかに旅立って行きました。




それ以来我が家には、
毎年春から初夏にかけて、
残された巣を目あてに、
ツバメのカップルがやってきます。


夫婦であちこち巣を見くらべて
「ココにしよう」と選んでいるのでしょうか。

まるで入居するお家選びのようです。




我が家の巣には、
今年は4月23日にやって来ました。
去年より2週くらい遅いです。



毎年、新しいツバメのカップルは、
入居すると巣の修繕や補強の作業をします。



子育てに向けてのリフォームですかね。
最初にくらべて頑丈な巣になりました。



そういえば今年4月下旬にツバメの1羽が、
お部屋に迷い込んだこともありました。


その時のブログです↓


昨年は、ヒナが生まれてすぐに、
カラスの襲撃にあってしまい大変でした。


お家の中にいたらツバメの巣がある方向で、
カーカー、ギーギー、バタバタ、、、
騒々しい音が。。

明らかに異変だったので見に行ったら、
巣の下に産毛のようなヒナの羽根が散らばり、
親の姿もありません。


どうやらヒナは食べられてしまい、
守ろうとした親もやられてしまったかもしれません。



えーっ、ヒナが育つのを楽しみにしていたのに。

せっせと世話をしていたツバメの親が気の毒で、めっちゃ悲しくて泣きました。

自然は過酷です。泣くうさぎ




今年はお父さんがカラス対策として、
巣の周りにツバメだけ通れる幅の網を張ってくれました。




それが奏功したか、今年はカラス被害もなく、
5月半ば生まれたヒナは順調に育ちました。




子どもは4羽生まれたようです。


巣にいるヒナは親の姿を見ると、
ピーピー元気に鳴き、エサをねだります


親ツバメの2羽は、朝から夕方まで、
明るい時間帯、休みなく飛びまわり、
エサとなる虫を捕まえて、
巣にいるヒナに与えています。


親は特定の子に偏らないよう、
順番にエサを与えているようです。



たまにカラスの鳴き声が聞こえたりすると、
親は警戒してまわりの様子を伺い緊張が走ります。

ヒナには鳴かないよう言い聞かせるのか、
静かに通り過ぎるのを待ちます。




日が暮れて暗くなると、
親ツバメ2羽は巣の中で、
子どもに覆いかぶさるよう眠っていました。



そして生まれて3週ほどたったところで、
ツバメの子は羽ばたく練習をします。

1羽だけ怖いのか巣を出ようとしないのを、
親が何度も飛ぶよう促す様子がみられました。


やがて最後の1羽も羽ばたきを覚えて、
親も子もスーイスイと飛び回ります。

ああ良かった。
これで親ツバメは、肩の荷がおりた感じです。


それにしても親ツバメの子育ての働きぶりに、
感心させられます。


子育てのベースとなる巣を準備して、
卵を孵して、
子を一人前(一羽前?)になるまで育てる。



すべての行動は、自分の子孫を残し、
命を繋いでいくことに結びついています。


そうなるよう、
DNAに刷り込まれているのでしょう。



そしてそれはツバメに限らず、
命あるすべての生き物に当てはまります。

動物に限らず植物を含めてです。




人間も、生物のひとつであることから、
この原理は変わりないはず。

ところが複雑な人間社会においては、
自分のこともどうにかしないといけなくて、
子育てだけに注力していられないのも確か。

子を育てるには、食べ物を与えるだけでなく、
授けるべきものが多すぎて単純でない。


衣食住はもとより、
勉強は?習い事は?

個性を伸ばすために何をしてあげればいい?

生きる力は?
自己肯定感は?
コミュニケーション能力は?
優しい思いやりの心は?

どうすれば与えられる?



マニュアルどおりやれば成功するわけでもない。

子育てに正解はない。

ムズいですね。ショボーン




ツバメの子育てへのひたむきな姿を見て、
ふとそんなことを考える私でした。




最後に今日のでんこ




今回はとりとめない話になってしまいましたね。



次回はもう少し整理して書きますので、
またよろしくお願いします。照れ


ばいちゃ。手

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