彼氏と夜空を見るのが好こ。
星座やお星さまやお月さまのこと、教えてもらってます。
彼は天文学について詳しいんです。
私が大好きな星座はオリオン座。
勝手に、私たち二人の星座、ということにしてます。
冬の寒い夜に、塾からひとりで帰る時、
南の空にオリオン座をみつけると、
彼氏が見守ってくれてるみたいに感じてました。
でも春から夏に向かうこれからは、
オリオン座は明るい時間に空に上り、
空が暗くなる頃には西に沈むので、見えなくなるんです。
こういうの、前は全然知らなかった。
彼氏に星のことを聞くと、
目を輝かせて一生懸命教えてくれる。
話はためになるけど、それよりも一生懸命な
彼の顔がかわいくて大好こ。
彼の顔ばかり見て「話聞いてないだろ」と怒られたり、、。
そういえば、オリオン座の左上の星ペテルギウスは、
去年の秋から急に暗くなり、
もうすぐ爆発するのではと、twitterでバズりました。
星が爆発する瞬間なんて、めったにないから、
天文愛好家には一大事のようです。
彼氏も入試の時期、センター試験が近いのに、
「受験どころじゃないんだけどなー」
と言いながら、天体望遠鏡で観測してました。
私は「これでセンターこけたらだめじゃん」と
心配したたけどね。
最近では、ペテルギウスの明るさが戻り、
爆発はもう少し先になった、と言われてるそうです。
星の寿命は数十億年単位なので、
すぐと言っても、振れ幅大きいですね。
星のことで私が知っているのは、
清少納言が書いた枕草子に、
『星はすばる、ひこぼし、ゆふづつ、よばひ星、すこしをかし。』
という段があり、
「すばる」という不思議な名前の星が気になってました。
ちな「すばる」って言っても自動車じゃないよ。
昔の歌手の歌でもないよ。
さすがに、すばるは彼氏も分かんないかもと思いつつ、
「すばるってどこにあるの?」と聞いたら、
「あれだよ」って簡単に教えてくれました。
すごいなー、何でも知ってる。(驚)
「すばる」を見つけるコツは、
オリオン座の三つ星のラインを、
右にずーっと伸ばすと、「すばる」がありますよ。
これもネットにあった絵。
「すばる」は古い和名で、
正式な名前は「プレアデス星団」だそうです。
彼氏には、
「カシオペヤ」や「北斗七星」や「北極星」のことも
教えてもらいました。
「北極星」夜空の中で、唯一動かないお星さまですね。
真北の方角にあります。
英語だと、Polaris とか Polar star とか Pole star
「北極星」を中心に、
「カシオペヤ」と「北斗七星」が反時計回りに動きます。
その「北極星」の見つけ方も教えてもらいました。
「カシオペヤ」や「北斗七星」を手がかりにすれば、
見つけられます。
今彼とつき合うようになってから、
夜空を見上げることが多くなったな。
星座にしても、
今まで誕生日による12星座占いしか知らなかったけど、
空には星座が88個もあるそうです。
星座はギリシャ神話に由来してるわけで、
メソポタミア文明にまでさかのぼります。
文化史や宗教学につながる話でもあります。
いろんなことが背景にあるから知識が増えて、
ほんと勉強になると思います。
夜空のことでは、
先日、月との距離が近くなるスーパームーンでしたね。
桜の花の向こうにお月さまが輝きます。
赤い満月が、ボワーっと浮かんで不思議な感じでした。
ウサギが餅つきしてる。
我ながらお月さまが上手く撮れた。
彼氏からも「いい感じじゃん」と言ってもらえてうれぴよ。
彼氏に限らず、
男子は自分の好きなことに女子が興味を示すと、
嬉しいんだろうな。
一生懸命教えてくれる。
男子は女子が踏み込まない領域に
興味を持ってることが多いから、
仲良くなって教えてもらうと、
いろんなことを知ることができて、知識が増えます。
これも、男子とつき合うメリットのひとつだと
思ってます。
これまでつき合った人は、いろんな趣味だったな。
電車好きの人、昆虫好きの人、アニメ好きの人、
お城巡り好きの人、ラグビー好きの人、そして天文学好き、、
それぞれの人からいろいろ教えてもらった。
どうでもいい知識も増えたけど、それはそれでいい経験。
自分では踏み込まないことを知ることができた。
すべてが勉強だと思ってますよ。
では、ばいちゃ。