私は泣き虫である。悲しいと泣き、悔しいと泣き、感動すると泣き、嬉しいと泣く。
映画やドラマ見ると終わるまで何度も何度も泣く。
音楽フェスに行くと感極まって泣く。
本を読むと登場人物に感情移入して泣く。
部活の試合で勝つと泣き負けると泣く。
テレビで悲しいニュースが流れると泣く。
お友だちが悲しんだり苦しんだりしてると泣く。
彼氏からの優しい言葉に感動して泣く。
なんだかんだでほぼ毎日泣いてると思うね。
泣く女。。だはは、17歳にもなってハズい。
いつもニコニコが私の信条であるが、笑っている次の瞬間泣き出すので、初めて私と接する人は戸惑うようである。
お友だちは慣れたもので、私が泣いても「安定で泣いてるな」とスルーだけど、逆に泣かないと「話聞いてないだろ」と怒られたり。。
そんな私が思い出すのは小学４年の時のこと。
国語の授業中、教科書の話がかわいそうで、みんなの前で大泣きしたこと。
教科書の話のタイトルは「世界一美しいぼくの村」でした。
話の内容は、
アフガニスタンのある村に住む小さな男の子が、お父さんと町に行く話。
お父さんは村でとれたスモモを売り、男の子はロバをつれてサクランボを売る。
無事に全部売れてお父さんとご飯を食べて、お父さんは白い子ヒツジを買って村に帰る。
男の子はスモモとサクランボ畑が広がるそんな村が大好き。
戦争に行ってるお兄さんが戻ってきたらヒツジを見せるんだと楽しみにしてる。
幸せそうでのどかな話だと思ってたら、最後の一文で凍りついた。
『その年の冬、村は戦争ではかいされ、今はもうありません。』
それまで「どんな村かな？」「サクランボ食べたいな」「ヒツジさんかわいいかな」
ほんわか想像してた思いを打ち砕かれ、頭の中が混乱した。
男の子はどうなっちゃたんだろ？お父さんは？
幸せに暮らしてた村人たちは死んでしまったのかしら？
ロバはどうなったんだろ、ヒツジは？
涙があふれてきて、授業中なのにワンワン声を出して泣いた。
「またでんこが泣いてる〜」と男子にからかわれたけど、そんなことより、話にでてきた男の子がかわいそうで仕方なかった。
先生は「◯◯さん（私）は気持ちが豊かだから泣いてるんだよ」と言ってくれたけど、涙が止まらなかった。
この時は国語の時間が終わって、次の理科の時間になっても泣いてたのを覚えてます。
教科書に出てたお話の最後（左）と最初（右）のページ
このお話は絵本も売ってます。
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私のクセというか性格なんだろうけど、文章でも音楽でも周りの音が聞こえないくらい集中して、感情移入激しいんだよね。
今でも小学生の時と同じようなことがあります。
模試で国語の文章題を読んでるうちに話にのめりこみ泣いてしまうことがある。
前にいちど試験監督の人から体調悪いの？と心配されたことがあったから、こっそり泣いてる。
このままだと入試本番でも泣きそうな気がする。
できなくて絶望して泣いてると思われるかもしれないが
ほかに泣いてる子を見たことないから、私は変人なんだと思う。
受験生の人は、入試の時に泣いてる女子を見かけたら私である可能性が高い。
ただし試験会場で声をかけてもらってもシカトするのであしからず。
おまけの写真。
久しぶりにでんこ登場です。後ろ姿だけどね。
中間考査を受けたあと帰るところ。
少し前にお友だちが写メしてくれて、弟が加工してくれました。
あらためて自分を見ると心なし肩が落ちてるな。
この日のテストがダメダメだったからか…
すぐ態度に出てわかりやすい人間と言われてます。
