「Z Camera」がポイント


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LGは「MWC2019」に先駆けてスペイン・バルセロナにて開催した自社イベントの中で新スマートフォン「G8 ThniQ」を正式に発表しました。「G8 ThniQ」はインカメラに「Z Camera」と呼ばれるセンサーを搭載し、静脈認証やジェスチャー操作に対応しています。5Gをサポートする「G50 ThniQ」とならぶフラッグシップモデルとなります。

LG G8 ThinQ
LG G8 ThinQ

「G8 ThniQ」のZ Cameraは「Time of Flight(ToF)センサー」と赤外線センサーを組み合わせたもの。2種類のセンサーにより高精度な3D顔認証や、手のひら静脈による生体認証を実現します。特に静脈認証については、スマートフォンでは世界初となる機能で、手のひらをかざすだけ(タッチする必要なし)でロック解除が可能です。

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また、「Air Gesture」という4つのジェスチャー操作に対応。スマホにかざした手で"つまむ"動作をしてアプリを起動したり、見えないツマミをひねるような動作で音量を調節したりできます。

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さらに、LGはZ Cameraの強みを、インカメラの撮影機能にも盛り込んでいます。それがインカメラによる高精度な背景ぼかし撮影で、背景の深度を256段階で検出し、ボケ効果を加えることができます。静止画だけでなく動画の被写界深度の調整も可能となっています。

LG G8 ThinQ
LG G8 ThinQ

オーディオではDTS:Xによるサラウンド再生をサポート。ディスプレイを振動板として利用する技術によって、フロントスピーカーなしで音楽再生を可能としています。前モデルと同様に、Hi-Fi Quad DACを搭載し、アナログオーディオジャック経由での高品位なオーディオ出力にも対応します。

LG G8 ThinQ

「G8 ThniQ」もチップセットにはSnapdragon 855を搭載。背面カメラはトリプルレンズ構成で、16MPの超広角、12MPの標準画角、12MPの望遠という3つの画角を切り替えられるようになっています。メモリは6GB、ストレージは128GBを搭載します。バッテリー容量は3500mAhで、大きさは151.9✕71.8✕8.4mm、重さは167gです。

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