バリから日本へ ペット(猫)を連れていく ④⑤狂犬病抗体検査(血清検査)
狂犬病がある国から日本へペットを運ぶ場合狂犬病抗体検査(血清検査)が必要となります方法は2つあります① 病院で採血から書類送付など 結果が出るまで全てお任せ Rp 2,500,000 程度② バリの病院で採血 血清を日本に運んで 日本の検査機関に郵送 血清採取 Rp 150,000 検査費用 13,000 円 宅急便代 1,000 円わたしはちょうど日本へ一時帰国するタイミングと重なったので日本での検査をすることにしましたバリペットケアセンターで採取した血清を日本に運び日本で唯一の検査機関生物化学安全研究所に郵送し 検査してもらいますHP は こちら< 血清採取のタイミング >マイクロチップ装着後30日以上の間隔で2回の狂犬病の注射をした後採血をします① 検疫所からの案内では 2回目の狂犬病注射と同時でOK 注射したすぐその日に抗体価があがるのか? ② 検査機関の 推奨採血日は 2回目の注射から7~14日わたしは時間が限られていたため注射から3日後に採血しました後日 バリペットケアセンターの先生から聞いたのですがわたしと同じくらいのタイミングで2回目の狂犬病注射をした2時間後に採血をし 検査したところ抗体価が足らず再検査となった方がいるそうです余裕がある方は数日あけてから採血したほうが安心ですね< 血清採取の手順 >血液を遠心分離機にかけて血清を採取します朝10:00に 3ml の採血注射の時は診察室に入れますが採血は見ちゃダメとのことふだん病院では鳴かないシロがなにやら ミャーと鳴いています…きっと痛いのだろうと思いながら外から「シロ・・・がんばるんだよー」と声をかけるしかできず…あっという間に 出てきてビックリお次のミトラも ミャーミャー…いつもと違う鳴き声なので痛いのだなとわかるのがつらい…無事に2匹とも採血が終わりました部屋に帰って2匹を見ると首の部分の毛が剃られている…頚動脈???そりゃ痛いよね… でも 長い時間採血されるよりは 一気に終わらせたほうが楽なのかもこんなつらい思いをさせてまで日本につれて帰るのがエゴではないのか 考えてしまいました「血清ができたので取りに来てください」という連絡が来たのが 14:301匹ならもっと早いかもしれません保冷バッグ持参で病院へ血清採取料金 Rp 150,000血清は赤くないのだと初めて知りました検査機関からの案内では血清にマイクロチップNo.を貼り付けてとありましたが容器が小さすぎたので別添それをタッパーに入れて冷凍庫へ凍ったら 冷凍アイスパックに挟んで保冷バッグへ入れました日本まではトランクに入れて輸送猫の血液は検疫が不要です 機内は貨物室のほうが気温が低いはずですし 手荷物だといろいろ聞かれるのも面倒なので※ 犬の血清は検疫が必要ですので 証明書が必要になります< 病院で記入してもらう書類 >狂犬病抗体検査証明書(兼申請書)血清採取の際 病院で記入してもらいます先生のサインや諸々記入が必要ですので英語版をプリントして 病院へこちら からダウンロード日本へ運んだ血清をクール宅急便で検査機関へ送ります< 検査機関 >生物化学安全研究所HP は こちら< 検査料金 >1検体 13,000円 (先払い)< 送付するもの >① 血清(1ml 以上)② 証明書(兼申請書) 生物化学安全研究所のHPよりダウンロード③13,000円の振込証< 日本国内からの郵送の場合 >ヤマト運輸の窓口へ行きクール(冷凍)宅急便で郵送品名は血清ではなく 「 ペット用品 」< バリから直接郵送の場合 >① EMSで送付② 血清は三重包装③ 冷蔵 or 冷凍で送付が望ましい④ 常温送付の場合 血清を冷凍し 冷凍アイスパックと共に送付⑤ 犬の場合は検疫が必要なので 証明書が必要になりますバリの郵便事情や気候から考えるとEMSや国際郵便はちょっと不安…どなたか日本へ行く ・ 帰る方がいらしたらお願いしたほうが 安心な気がします< 血清の保存期間 >① 冷凍保存 1年② 冷蔵保存 4ヶ月③ 常温 1週間冷凍保存期間が1年もあるのでその間に日本へ運べばOK< 検査結果 >到着日~2週間程度証明書は 飼い主に送付されます< 検査結果有効期間 >採血から 2年間※ その間 狂犬病注射を 追加接種する必要があります< 証明書の提示 >日本帰国時 動物検疫所に原本を提示血清の保存期間や輸送の際の注意点など生物化学安全研究所に問い合わせしたところ担当の中村さんという方が迅速かつ丁寧にメール返信してくださいました感謝 感謝・・・【 生物化学安全研究所 】神奈川県相模原市緑区橋本台3-7-11042 762 27759:00 ~ 17:30土日祝 休み