産科にお世話になっているのですが、とても参考になる本が配布されていたので紹介します。
『HUMAN+ Baby+ お医者さんがつくった妊娠・出産の本』(2015初版発行、2017年第二版三刷)
この中から引用します。
まずこれ。
妊婦さんの気がかりQ&A
日本赤十字社医療センター 木戸道子
コーヒーにはカフェインが含まれていますが、1日数杯ほど楽しむていどなら問題はありません。カフェインはコーヒーだけでなく紅茶、日本茶、ウーロン茶にも含まれていますが、常識的な範囲内であればとくに控える必要はありません
(64ページ7行目)
お茶にもカフェインが含まれているけれど、常識的な範囲で飲むなら良いと書いてあります。
そしてこれ
妊娠中はカフェインの摂取量に注意を！
管理栄養士 岡本正子
妊娠中でも節度を守って楽しむ分には心配ありません。日本では特に基準値を設けていませんが、概ね1日150〜200mg、コーヒー2杯位を摂取上限目安にするのが良いでしょう。
(70ページ7行目)
節度を守って摂るなら問題ないとして、具体的な数値が載っています。英国などでは摂取上限が設けてあるようですが、日本では無いようです。岡本氏は150〜200mgを上限とするのが良いとしています。
また、お茶やコーヒー以外のカフェインにも注意するよう書いてあります。エナジードリンクやカカオ含有率の高いチョコレートなどを挙げています。
図表を引用します。
(70ページ図表)
玉露は高カフェイン！
カフェインは低温で滲出しにくい性質があるので、水出し茶もいいですね。
しかし、水出し茶として売っている物は抹茶が使われている可能性があるのでその分カフェインが多いはずです。
と言っても抹茶が占めるのは全体の数%ですから、どの程度のものか……。
具体的に調べていないのでなんとも言えません。
比較的カフェインの少ない、番茶と玄米茶のリンクを貼っておきましょう
玄米茶は、同じ一杯でも玄米が入るのでその分お茶の量は減ります。その分低カフェインです。
やまでん玄米茶とさつき玄米茶は使われている原料のグレードが違うので値段が違います。
スッキリが好きかつ番茶特有の香りが好きならさつき玄米茶がおすすめです。
スッキリだけど味もしっかりが好きならやまでん玄米茶がおすすめです。