足久保は静岡茶発祥の地なんですよ | でんちゃんちの日本茶インストラクター日記

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静岡市の老舗製茶問屋でんちゃんちのスタッフの楽しい日記です♪

夏のある日
静岡市 葵区 足久保へ行ってきました。

このあたり


足久保は静岡茶発祥の地です



誰がお茶の木を植えたかというと、聖一国師です。

聖一国師(しょういち こくし)は1202年に栃沢で産まれました。
とっても偉いお坊さんです。



栃沢は足久保から峠を越えた向こう側です。
現在は足久保からではなく、藁科川から登って行けるらしいです。



現地にあった地図は足久保川沿いを案内しています。
今はアスファルト舗装がされていて、車や自転車でかなり登っていけます。


聖一国師は現在の中国からお茶の木の種を持ち帰り、故郷である足久保に植えたとされています。



登山口はこのありさま。
13世紀はこんな道をずーっと登ったのでしょう。

栄西の帰国が1191年
聖一国師が種を撒いたとされるのが1244年

脊振山の50年も後のことなんですね。

脊振山についてはこちら