資本主義 = 富に偏重した蒐集趣味
単なる抽象的な数字に変換することによって、無限大に蒐集可能となった。
不死とあらゆる快感を得ることが可能であるような幻想を抱かせるが、
それらを得るためには富を別のものに変換する必要がある。
近代 = 国家と国民と資本との蜜月時代。それぞれは単なる幻想であるが、
幻想同士を結び付けることによって巨大なシステムを形成した。システムは個別に、
あるいは他のシステムと合従連衡して
自己のシステムの巨大化を図った。結果人間同士の並はずれた殺し合いが生じた。
グローバリズム = 国家、国民、資本からなるシステムの中の、資本にのみ自由を与えた。結果国家と国民は
資本の奴隷となった。GDPは生産としては、企業の売上であるが、
分配としては賃金、税、利潤の総和となる。今、GDPの増加はそのまま
資本の増加となっている。