おはようございます、ギフテッドの中学受験その後です。いつもご訪問ありがとうございます。
毎日暑いですね。今日は昨日の雨のおかげか、涼しい朝でした。先週末頃から家の前の公園でセミが鳴き始めました。ようやく夏本番です。
最近忙しくて、記事をおろそかにしていました。何か書きたいなぁと思いつつも、自分の考えをまとめると時間がかかり、なかなか書けずにいました![]()
以前から読んでいるこちらの本ですが、今日は気になった部分をご紹介したいと思います。
以下引用
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社会で求められる能力が多様化していることは教育関係者も理解している。ただそれを教育の現場に落とし込もうとすると途端におかしくなる。
その最たる例が、「自ら考える力を養う」というもの。問題を見つけ、自分で考えて問題を解決する・・・。そんな曖昧で抽象的な能力に勝手な名前を付けてそれを向上させようなど、これ自体が「自ら考える力」のなさの露呈です。いったいこの世の中のどこに、「自ら考える力」などという抽象的な能力を「学習」した人がいるのか。それを人から教わった人がいるのか。
「自ら考える力」は学校で訓練しないと身につかないものだと、ほんとうに信じているのか。政府の役人や学者に促されて、「自ら考える力」を学校教育で教えられる、教えねばならないと、もし真面目に信じてそれに取り組もうとしている先生がいたとしたら、それこそ教育と言う柔軟な発想を求められる仕事に対して、その能力を持たない人たちが受けもたされていることの不幸を表す。
そもそも現場の「自ら考える」ことのできる先生たちは、「自ら考える力」だとか「アクティブラーニング」などといわれずとも、今の教材で子どもたちに考えさせようとしてきた。また子ども自身が、常に必要に応じて「自ら考えて」生きている。
もし「自ら考えて」いなさそうに見えたら、その方がその状況では適応的、あるいは別のやり方で適応した方がよいと子ども自身が「自ら考え」ているから。
いま注目のアクティブラーニングは、生徒を能動的に授業に参加させて(「能動的」に「させる」という表現自体が自己矛盾だが)、グループで議論しあったり、共同で作業するといった学習方法を指す。ただ、それが授業のバリエーションの一つとしてあるのはいいが、そればかりを強調して一律に実施するとかえって学習の多様性が損なわれる可能性がある。
例えば一人で本を読むことは、受動的な学習に見えるが、自己と対話しながら知識を吸収していくのは重要な活動。これによって自分の才能を開花させていく生徒も確実にいる。何かが「流行る」ときは、その流行によって光の当たらないものにこそ、注意を払い、光を当てる必要がある。
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ここまで引用
下線とマーカー部分は、私が気になった所を強調したものです。これを読んでなるほどという感じがしました。
「自ら考える力」という、魔法のような言葉を身につけることで、今後の不確実な将来に向け対応できる人材になる。だから自ら考える力をつけるべきだ!なんて、何だかそれに近い事をどこかで聞いたような気がします。
我が社の社訓はいつの間にか変わっていたのですが、ここ数年で言い出したのが、自ら考えて行動し、顧客目線になって起こりうる事柄はわが事と捉える当事者意識をもって社会の変化に対応すること。と言うのがあります。
私はこれを聞いた時に、何だか面倒臭いなぁと思いました。トップが変わって、なんか耳障りのいい事を今更並べ立てられなくても、自分なりに考えてやっているから放っておいてくれと思いました。
じゃあ、そんな風に書いているけど、組織のどれだけの人が社訓を理解して行動できているんでしょう?それに対する研修とかやってますが、じゃあ具体的にどうすればいいのか?と尋ねると、それはそれぞれの部署にあったやり方があると思うから見つけて下さいとか、、アホか。。![]()
ホントね、教える側が新しい社訓にあった具体的なものを示さないと、一部の賢い人を除いて、ほとんどが理解できていないのですよ。研修受けてても右から左です。黙っていると、もっと自分の頭で考えろと言われますが、考えろと言われてもねって感じです。
上記の引用の中で私が気になった真ん中あたりの下線を引いたところ
もし「自ら考えて」いなさそうに見えたら、その方がその状況では適応的、あるいは別のやり方で適応した方がよいと子ども自身が「自ら考え」ているから。
これなんですよね。黙っている人が皆分かっていない訳では無く、上手く表現できていないだけなんだと思います。本人はちゃんと考えているんですよ。
売上アップ、人口減少対策、社内のDX化、AI活用、ゼロベース、アイデアでカバー。あれもこれも取り入れろと言って、結局その分無駄な仕事が増えて、本来業務が何だったのか分からなくなります![]()
おっと、なんか愚痴ばかりになってきました。私の会社の事はどうでもいいです。
何か長々書きましたが、お伝えしたかったのは、「考える力を養う」とか言う言葉に惑わされないで欲しいということです。ウチの子は考えようとしないから、もっと自分で考えるようにしなければなんて思わないことです。
考える力なんて、習って身に着くものではなく、自分が何らか興味湧いたものに疑問を持ち、もっと掘り下げようとするなどして、自然とついてくるのかなと感じます。そういうきっかけを与えるのは大事だと思います。
無理やりさせても、いずれ自分の慣れたところに原点回帰しようとするので、身体に不調が出るまで無理させるような事はしないのが大事です。
受験生は勝負の夏がやってきますが、本番はまだまだ先ですので、焦らないようにしてください。
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