ども。
デンコウです。
またまたご無沙汰になってしまいましたね。
最近の平日は、ブログ書く気力湧かないくらい仕事がきつくなってきております。
ましてや、仕事後にライブに行くなどとても…といったところです。
そんなわけで土日に行ってるイベントのブログも溜まっちゃってるんですよね(^^;
今日は台風来ちゃってるおかげで、会社からも早期帰宅を促されて、帰ってまいりました。
20時半ころに帰宅できましたが、それでも世間の皆様はもっと早くにお帰りだったようで、電車が空いてて快適に帰ってこられました(^^)
さて、レポは先々週の土曜日。
猛暑のお昼間に浅草に行って参りました。猛暑でも観光客の人出は衰えなかったですね(^^;
浅草九劇にて、
らちゃかん
第22回公演
『グッモーニン・ミスター・オズ』
何気なく日常生活を送っているおじさんが、ひょんなことからレンタル家族と共に暮らすことになった。
ドタバタ劇に見えたものの、そこにはいろんな人の思惑が絡み合って、物語が展開していく。
全部観た今から思うと、最初から伏線だらけだったんですよね。それぞれの登場人物の思いがそかはかとなく感じられて、これは役者陣の妙でした。
なんて言うのかな。それぞれ抱えているものがあって、最初は覆い隠すも、徐々にだったり突然だったりでその思いが顔を出したときの、胸にくる心情が切なかったり温かかったりで、相当揺さぶられましたね。
たみ子さん役の宮嶋みほいさん、お父さん役の高橋志朗さんの小津さんに対する思いには、グッときてしまったなぁ。
小津さん役の長尾一広さん、ちょっと冴えないおじさんから、レンタル家族に降り回されながらも楽しい様子、記憶を取り戻したときの孤独感、振り幅が広い子の役どころをしっかり演じてくれて、この舞台に深く感情移入させてくれました。何気ない日常をしっかり演じてくれるからこそ、こちらも自然と親近感を覚えたのです。
五月さん役の秋山えりかさん、最近この界隈(笑)の舞台で観る機会が増えているのですが、温かさを前面に出すのではなく、仄かに、じんわり感じさせてくれる役どころというか、醸し出す雰囲気にホント癒されます。あの健気さはよかったぁ。
この物語のいちばんの楔というかアクセントになった譲役の綱川敦さん、この物語の闇の部分を一手に担っていたというか、その裏に隠されていた感情の表現が巧過ぎた…。この人の存在が舞台の面白さをガツンと引き上げてくれてました。
この脚本を書いた藤田さん、パンフレットの役名が「???」となっていたから何者だ?と思ってたんですが、ありゃ書けないよな(笑)
元座長の志乃さんを完全に引き継ぎましたね。あの展開はらちゃかんならではですよね。あのシリアスな雰囲気を180度あっさり変えられた拍子抜け加減というか、もうあの切なさを返せと言いたくなるような(笑)志乃さんのカニを思い出してしもうた(^^;
物語のラスト、これは賛否両論かもしれません。
記憶が戻ることか、記憶を無くして一からやり直すか、みほいさん演じるたみ子の選択。
記憶を取り戻して妻である自分を思い出してもらっても、苦しい思いを小津さんにさせるくらいなら、記憶を無くして、一隣人として知り合うところからやり直すっていう…清々しかったですが、たくあん入りのおにぎりを食べたときのあの2人の笑顔の涙はもう…自分的にはいちばん胸熱なラストを魅せてくれたと満足しています。
いい舞台だった!!
お写真編。
作演の藤田さん。もう揺るぎなきらちゃかんの大黒柱ですね(^^)
今回は脳外科医役で、伏線な役どころでした、永峰あやさん。
カメラ目線くれましたo(*゚▽゚*)o
らちゃかんにはいつも心を温かくしてもらって、日常にこんな気持ちにさせてくれる皆様には本当に感謝です。
役者の皆様、
スタッフの皆様、
素晴らしい舞台、ありがとうございました!!!
さて、風が強くなってきましたね。
そろそろ寝る準備して、明日に備えるとします。
明日、電車は普通に動いてくれるかな。
今日はここまで…。