遭難の怖さ
自宅は、標高900mほどの山の中腹にある。山の中腹といっても、
住宅地として開発されているため、街中といった感じだが、それでも
自宅を出て10分ほど歩くと、山道に入っていける。交通の便は悪いが、
ちょっと気が向いたときに山に入れるのはいいものだ。
ところが先日、この山で遭難事故が起きた。標高900mくらいだから、
小学生の遠足コースになっている程度だし、かなり年配の方でも山歩きを
されておられる。現に、小学2年生の娘でも、一気に走り降りてしまうほどだ。
そんな山で遭難事故が起こるとは、正直驚いた。遭難者は35歳男性で、
仲間十数人と山頂でバーベキューをしたあと、山頂から降りるケーブルカーの
チケットを無くしたことに気づき、ひとりで下山しようとしたまま行方がわからなくなった
らしい。
2時間もあれば下山できるはずだが、酒に酔っていたらしいから滑落して
身動きがとれなくなったのかもしれない。未だ本人が発見されていない以上、
何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるかもしれない。
いずれにしても、残された家族の方はいても立ってもいられないだろう。
自然に対しては、少しの油断が命取りになるということを、改めて実感した
ニュースだった。
「山で死んではいけない」のである。