
既に述べたかもしれないのだが、この1年間には述べて居ない様なので述べておこう。
今年は超異常気象で、何と
11月のこの時期にスギ花粉が飛んでいる。 そんな事を話題にしていた時、おかしな事を口走る者が我が輩の周りにとてもたくさん居る。
「花粉症に免疫がないとタイヘンですよねぇ」

バカ者!!免疫が暴走するのがアレルギーなのであって、そのうち花粉に対する免疫が暴走するのが花粉症なのである。 (過去記事参照) 「花粉症に対する免疫」 だとか 花粉症に対して 「免疫がない」 だとか、
バカ丸出し はいいけげんにしろ。 こんな事は高校生物レベルの科学だし、高校で生物を教えていないところはほとんどないので、90%以上の日本人は知っているハズである程度の基礎知識なのだが、それの欠けている者が何と多い事か。
だいたい、 「免疫」 という言葉を 「
病気にならない能力」 だと勘違いしている者が多すぎる。 野口英世が研究していた頃には、おぼろげながらに 「免疫」 については大分わかって来ていたのだから、 「免疫」 をまともに知らない者は
明治時代並の科学知識しか持っていない事になるぞ!
さて、結論から言って (既に随分な前置きがあるが..) 「
免疫とは、病気にならない能力」 ではない。 細かいことを全部省いて単純に述べれば
「免疫とは、伝染病にかからない能力」 である。
だから、
伝染病ではない 花粉症や、糖尿病や、高血圧や、痛風や......などの
病気には 「免疫」 というものは発生しない。
また、もう少し正確に言うと 「
1回かかった伝染病には再度かからない能力」 である。 だから、1回かかるとほぼ治らないウィルス性肝炎などの病気では、免疫もへったくれもない。
だから、ワクチン(=予防注射) が病気を治すという事も原則的にあり得ない。 よく、映画で 「伝染病で死にかけ」 の者にワクチンを打って、 「良かった、間に合った」 などと言っているのがあるが、
激しいマチガイである。 インフルエンザ予防注射の例にある様に、病気になるよりもかなり前に打っておかないとワクチンは意味をなさない。
(狂犬病は、例外的にワクチンを過剰投与して治す(それ以外の治療方法はない))
ところで、既に述べたように 花粉症などのアレルギーというのは免疫反応の暴走である。 だから、
花粉症の薬というのは免疫を押さえる働きをする。 花粉に対するアレルギーだけ押さえて、他の免疫は活かしておくなんていう器用な事は出来ない。
つまり今頃スギ花粉が飛んでいるという事は、いつもなら2月頃から押さえる免疫反応をこの季節から押さえておかなければならない事になる。 ところが、日本ではこれからノロウィルスだとかインフルエンザのシーズンである。
免疫が押さえられているわけだから、花粉症持ちはインフルエンザやノロウィルスに
冒されやすくなってしまう。 それどころか、受けた予防注射の効果もちゃんと発生するかどうか疑わしい。
11月に花粉が飛ぶという事は、疫学上も大きく想定外の事が起こるのだという事になる。 これくらいで人類が滅ぶとまでは考えられないが、気候変動の影響がじわじわと発揮されているという事だ。
ブログネタ:自分のことなんて呼ぶ?
読者の誰もが知っていると思うが、 「吾輩」 である。 猫ではない。
しかし、セブルス・スネイプが 「我輩」 と言っているくらいは良いのだが、髭男爵が言うのには参った。 最近は見かけなくなって、正直なところ助かっている。
では、また会おう。
フへへへへへヘヘヘヘヘ!