えと、なんでここに書くんだ?
てえと、『あえて名前を出さない』つう、
暗号的な文章になるからですね。

えと、競馬と対をなして、長年続いてる道楽が、
『ギター弾き』でして、
競馬もそうなんですけど、本業は手を抜いても道楽については全く手を抜かない、てのがワタシの信条でありまして、

ここ数年、『ギター弾き』から『弾き語り』にスタイルがシフトしてますけれども、基本、ギター弾き。
んで、現在住んでいる街や近辺やら、ちょっと遠いとこの、『ライヴバー』などで、主に『オープンマイク』形式の、『数曲分ステージ貸します』的な時に、オリジナル曲やらカバーやらを歌っているわけですけども。

主に住んでる街の、懇意にしてくれてる店。
ワタシが今のスタイルで音楽を続けてゆくきっかけとなった店ですんでね、とても思い入れは深い。ほぼ、ここ中心で音楽をやっております。

とはいえ、続けていきますとね、まあ、ひとつところだけだと、なんつうか、自分の中で『停滞してゆくもの』を感じるわけです。
それと、もうひとつ、『好きな場所が、続いてゆくこと』がいかに大事か、ということも感じます。

で、停滞しない、続けてゆくために、
他のとこでも歌うようにし始めた、昨年末あたり。

調べてみたりすると、案外近くで、いろんなとこで、
『オープンマイク』つうのは開催されております。
出る人にとっては、
『始めたばかりの人の度胸だめし』であったり、『続けている人の公開リハ』であったり、『ライヴ告知というか、営業活動』であったり、まあ、目的はいろいろですが、

開催する店の目的は、
『集客』であり、出演者の『発掘』でありますよ。

で、数軒で演ってみて、なぁんとなく、でも、わりとハッキリとわかってきた。

『良くも悪くも、いちげんさんや飛込みで入ってきた演奏者(=客)を放ったらかしにしてる店のオープンマイク、全体的に停滞している』
要するに、つまらないんです。

いや、自分が褒められたい、とかではなく、ね。
むしろ、アウェイ感たっぷりのとこでやりたい放題やって、『乗っ取るか爆死するか』みたいなやり方になってしまうワタシとしては、ある程度最初、放っておいて欲しい部分はあるんですけど、

なんつうか、空気がね。
常連のノリだけ、つうかですね、
『これか良い』『これが楽しい』みたい感じで固まっちゃってる。
ノリが約束されてて、そこ外せない、みたいな。

いやいやいや、10人演奏者がいれば10通りあっていいもんじゃないすか、音楽は。

で、真っ先にそこくずすのが、いちげんさんや、飛込み客。まあ、全く別のスタイルが入ってくるわけで。

で、そんとき、どういう反応か。
好みが合わなくて談笑するか、興味もって、でもこうしたらもっといいんじゃない、的なことを言い出すか、
ともかく、いじるか。
もう、気に入ってしまって、その場でsession始めるか、
まあ、いろいろですが、

一番『停滞』してるのが、
『聴いてるふりして静かにしてるけど、演奏終わった瞬間に、なかったことにしている』
無視、ってやつですね。
そういう空気感を、
店の人や常連が出してしまう。

意識的なのか、無意識なのか、そういう、空気感。

これね、広がらないんですよ。
妙な対抗心がある人なら、『変えてやる』って躍起になるかも知れませんが、
基本、演奏者とはいえ、『客』ですからね、
オープンマイクは。
つまらない。
つまらないから、もう、来ない。
これです。
これが普通の反応です。

で、こういう空気感持ってる店って、
大抵、、、、大抵ですよ、全部じゃないですけど、
他のお客さんの演奏も、つまんない。
何にも感じない。
上手い下手に関係なく。

言っちゃえば、飲み会のあと、勢いでカラオケボックス行ったけど、大して楽しくもなくグダグダな感じ。
あれです。

いかんよなあ、いかん。

反面教師的に思います。
自分はどうしてるかなあ、人の音楽に対して。
なるべく、良くも悪くも率直に反応しようと、
そうは思ってるけど。

いや、『店の人』じゃなくて演奏者ですけどね、ワタシは。

自分が楽しみたければ、
他人の楽しみにも敏感にならんといかんよな、と。
いや、必ずしも褒める必要もなく、
『なんだよ、もっとちゃんとやろうよ』でも
良いと思うのですよ。

そうしないと、次なんてない、と。