「相棒 Season13」第14話を観ました。
何と! このシーズンで甲斐君が卒業することが発表されました!
せっかく右京さんとのコンビが板についてきたと思ったのに…寂しいです。卒業はやはり最終回で描かれると思うのですが、どんな風に特命係を去ることになるのか。今シーズンで悦子さんとの結婚が仄めかされているので、もしかしたら…
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老舗ヴァイオリン工房の社長夫人が殺害される事件が起きた。その事件を知った右京は、15年前のある出来事を思い出す。
社長夫人の殺害現場となった別荘で15年前に開かれたパーティーで、夫人の姪達―双子の姉妹「奏」と「響」に出会ったことを。そしてその半年後に、別荘で奏がスズメバチに刺され事故死したことを。
右京はこの事件が15年前の奏の死とかかわりがあるのではないかと考え、独自の捜査を開始。すると、思いもよらぬ事実が浮かび上がり…

『欲の毒針は殺意の棘に踏み砕かれる』

ええと…今回の話は個人的には結構面白かったのですが、多く語るとネタバレがぼろぼろ出てきそうなので控えめに書きます。
少しだけネタバレになりますが、今回の事件は「因果応報譚」。いつものように重い話でしたが、今回は被害者が極悪人だった分スッキリするものがありました。
また、今回「双子の姉妹」が登場すると聞いて「ミステリーで双子と言えばやっぱり『あれ』だよね」なんて予想を勝手に立てていましたが、本当に『あれ』が使われるとは思ってもみませんでした。
冒頭とラストシーンがつながるという構成も印象的でしたね…最後にしんみりとなりました。

次回は今までにないとんでもない事件が描かれます! 事件のカギを握るのは右京さんのかつての恩師である法学部の教授、そして彼の教え子の一人だというあの社さん。甲斐君と離れ離れになった右京さんが社さんと共に教授の「暴走」に立ち向かいます。非常にスリリングな話になりそうですね。
また、次回は甲斐親子の過去にも少し触れられるようです。「法学部こそがエリート」だと語っていた甲斐次長、その言葉の意味は…?