「ジョジョリオン」第38話を読みました。
今年最後の「ジョジョリオン」感想です。
今月号は「ジョジョリオン」が表紙を飾っていた他、「ジョジョ」関連の付録もついてきました!

常敏とのクワガタ相撲に何とか勝利した定助。しかし常敏に真の狙いを気付かれてしまい…というのが前回までのあらすじ。今回はその直後から始まります。
今回は終始ヒヤヒヤする展開でしたよ…!

今回、遂に康穂が自分の意志でペイズリー・パークの能力を使いました! これまでは康穂が危機に陥った時にのみ自動的に発動していたペイズリー・パークでしたが、今回初めて康穂自身の意志で発動しました。これで康穂もようやく自分がスタンドを使えることに気付いたようです。
それにしても、あのメールを送ってきたのは誰なのか…定助、ではないですよね…。

一方、定助の方は常敏に問い詰められ冷や汗だらだら。常敏は前回見せた「熱を操るスタンド能力」まで使って定助を追い詰めますが、定助は咄嗟にソフト・アンド・ウェットの能力を利用しその場から逃げおおせます。
…と、ここまではよかったのですが、定助に家族の誰かが協力していることに薄々気づき始めた常敏は康穂とつるぎがいるランボルギーニの方へ向かい…危うく康穂達が見つかりそうに!
ここはホントに読んでいてヒヤヒヤしました! 読んでるこっちがドキドキしましたよ…!
そういえば、今回は康穂が初めて「ピンチを切り抜けるために自ら立ち向かう」展開が描かれましたね。今までは混乱したり泣いたりしていた康穂が「ピンチに立ち向かう」のはこれが初めて。彼女も徐倫のように精神的に成長し始めているのかもしれません。

そしてラストシーンでまた気になる展開が!
ドライブレコーダーに映っていた路上の監視カメラの映像。そこに映っていたのは、赤信号で車を停めていた常敏と何か話している一人の男。その男の手には――あの「果実」が成っている木の鉢植えが!!
ここでようやく常敏と「果実」との関連が明らかになりました。この鉢植えの男はいったい何者なのでしょう。彼も「果実」に関わる者の一人であることは間違いないようですが、果たして…。

うーん、来年の展開も楽しみ! 以上、今月の「ジョジョリオン」感想でした。