<話の内容>
・テレビアニメ版4話…タワーオブグレー戦からポルナレフの登場まで
・OVA版3話…ポルナレフ戦とストレングス戦。原作からストーリーが大幅に改変されている。
ここではポルナレフが登場する場面のみとりあげる。

<原作・テレビアニメ版4話とOVA版3話との相違点>
1.vsタワーオブグレー
・原作・テレビアニメ版4話では描かれているが、OVA版3話ではストーリーが大幅に改変されたためカットされている。
・テレビアニメ版ではタワーオブグレー戦が始まる前にDIOとエンヤ婆が会話する場面が挟まれている。
花京院が承太郎に押しのけられたキャビンアテンダントを抱き止める描写が原作とは少し異なっている(原作では抱き止めたのは一人だったが、アニメ版では二人になっている)。

2.飛行機墜落の原因と不時着のくだり
原作・テレビアニメ版4話…タワーオブグレイが機長とパイロットを殺害したのが原因で飛行機が墜落。
承太郎とジョセフが飛行機を海に不時着させる。
テレビアニメ版では、承太郎達がジョセフの「これで飛行機墜落を経験するのは三度目」という言葉を聞いた後に呆れた顔をしている(原作では真顔で絶句している)。
OVA版3話…エンジントラブルが原因で飛行機が墜落。
パイロットが飛行機を海に不時着させる。

3.ポルナレフ登場の場面
原作・テレビアニメ版とOVAではかなり異なる。
原作・テレビアニメ版4話…中国・香港の料理店で承太郎達と出会う。
最初は観光客を装って一行に近づき、途中で自分がDIOの刺客だと明かす。
テレビアニメ版では、承太郎達が料理店に行くまでにオリジナルの場面が挟まれている。ここでジョセフがスピードワゴン財団に電話をかけてテニール船長の船をよこしてほしいと依頼する描写があり、これがダークブルームーン戦のエピソードへの伏線となっている。
料理店の場面では花京院が「中国でのお茶のおかわり」について解説する描写がある他、承太郎達が今後どうやってエジプトに向かうかを相談する部分では彼らの後ろでポルナレフが様子をうかがっている描写が追加されている。
この他、原作ではジョセフが注文を間違える場面で「おじいちゃん、全然チャウよ」というナレーションが入っていたが、テレビアニメ版ではこのナレーションが承太郎・アヴドゥル・花京院のセリフに変更されている。
OVA版3話…ストレングス戦のエピソードと合わせた形になっている。
飛行機が海に不時着した後、海を漂流していた承太郎達の前に現れたタンカーの食堂で承太郎達と出会う。
原作・テレビアニメ版とは異なり、最初から自分がDIOの刺客だと明かしている。