・「ジョジョリオン」29話を読みました。
ほんの少しですが、話に進展がありましたよ。


・憲助の回想シーン。よく見ると、子供時代の憲助の服には東方家の家紋が。

・前回のつるぎの意味深な発言の理由が判明。つるぎは「彼」なる人物=八木山夜露から「定助を差し出せば『病気』を治す方法を教える」と取引を持ちかけられていたのです。
「吐き気をもよおす邪悪とはッ!
何も知らぬ無知なる者を利用することだ…
自分の利益のためだけに利用することだ…!
何も知らぬつるぎを! てめーだけの都合でッ!」
……と、思わず叫びたくなってしまうような展開。夜露は相当悪どい人物のようですね。
・そういえば、つるぎはいつ夜露と会ったんだろう?

・イガグリの棘で負傷してしまう定助。しかも棘はただ刺さっただけでなく、何と体の中へ向かって一人でに深く食い込み、「体の中心」に向かい始めます!
もしかしてこのスタンド攻撃、引き寄せられたものは「引力が発生している場所にぶつかって終わり」ではなく、ぶつかった後「引力が発生している中心部に向かって引き寄せられる」のでしょうか?
・何だか第5部のプロシュート&ペッシ戦でビーチ・ボーイの針がミスタの心臓に向かって勝手に進んでいく描写を思い出します。

・ようやく憲助のスタンド能力が判明しました。
能力は、「自分の体の一部をジグソーパズル状に分解して遠隔操作する」というもの。
この場面では手を分解してハッチの向こうへと動かし、そこで手を再構成してハッチを開けるという使い方がされていました。
やっぱり分解・再構成の能力でしたか。これと「遠隔操作」が結びつかなかったのですが、今回の話でようやく理解できました。
この能力、体の一部だけでなく体全体にも使えるんでしょうか?

・またしても新しい事実がわかりました。
夜露が東方家の長男だけがかかる「病気」のことを知っていたという事実、夜露が東方邸の建築に関わっていたという事実。
・謎の多い夜露についての事実が少しずつ明かされてきましたが、これが今後の展開にどう関わるかはまだ不明。いずれにせよ、先が気になります。

2014年3月7日 全文ネタバレ削除・一部加筆
3月19日 また加筆