●2016年に20歳で他界した愛猫の腎不全に関する記事です。15歳で、もう先が長くないと獣医から言われてから5年間過ごしました。獣医の言っていることは信用できなかったため、ネットでの情報収集を開始し、おかげさまでとても助けられました。同じように腎不全に悩む方の参考になればと思います。
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愛猫が15歳になったときのこと。
食欲がなくなり、寝てばかりの日が続き、目にも輝きがなく、いつもつまらなさそうな顔をしていた。当時、無知だった私は歳のせいかと思っていた。
口臭がしはじめ吐くことが多くなった時、何かおかしいと察し獣医へかけこんだ。
過去にインコと愛犬が獣医にかかったことがある経験から、近所には信頼できる獣医がいない。何十件と犬猫クリニックはあるが、どこもいい噂がないから困った。
結局、そのなかでも"まし"な獣医にいった。
結果、耳を疑うような驚く告知をされた。
「腎不全の末期ですね。いや、助からないね。15歳でだしもう十分頑張ったからいいんじゃないですかね。とりあえずお薬だしておきますから。」
え？15歳って、もう十分なの？？それ、誰の見解？？は？？？？
とりあえず・・・って何？？
頭の中はもうハテナだらけ。獣医の言ってることがまず信用できない。
信用できないからもう自分で情報収集するしかない。そう確信した。
出された薬とやらは活性炭。
飲ませるとちょっと動くようになったけど、すぐさま便秘になった。
便がでない。困った。
きっとこのような症状になる腎不全の猫は他にもいるはずだから、きっと整腸剤もあるはずだ！そう思い獣医に連絡をしたところ、診察にきてくださいとのこと。
すぐさま獣医にいったところ、またもや耳を疑う驚きの告知。
（お腹をさわりながら）「便がもうここまでたまってるよ！もし今日明日ででなかったら開腹手術になるなあ・・・」
は？？？？え？うんちがでないから、お腹あけちゃうの？？？？
そんなことってあるのだろうか・・・。
ヤブ獣医だと確信した瞬間。しかも処方された薬は、なんとビオフェルミンじゃないか！ ちょっとお腹の調子が悪くてビオフェルミンに頼るならわかるけど、活性炭で便秘になった猫の便が、たかだか3粒のビオフェルミンで排便できるわけがない。
帰宅してネットで探したところ、マルツエキスが猫の便秘に即効性があるという記事をみつけた。早速、ドラッグストアでマルツエキスを入手。分包タイプの１包の半分弱を白湯に溶かして、針のない注射器のようなシリンジでゆっくり飲ませて与えた。
そして、お腹のうんこマッサージ。やさしく、やさしく、お腹をもみほぐしてあげる。
うんこがでることを願って・・・。