景観と誘導ブロック | デミパーク

景観と誘導ブロック

本日は月1回の
ユニバーサルデザイン研究会に参加してきました。
以下、文字ばかりで長くなりますがご容赦を~。m(u_u)m

本日の勉強会テーマは
「ユニバーサルデザインの考え方に基づくまちづくり」 。
首都大学東京の教授によるレクチャーと
質疑応答、その後懇親会。
詳しい内容は追って報告がでますので
ご興味のある方は当方のBookMarksから
「お茶の水UD研究会」をご参照ください。

都市・道路・交通施設のユニバーサルデザイン、
生活者支援型のモビリティ確保と交通システムの整備の研究などを
専門にされている先生です。

印象に残ったお話し。
誘導ブロック(歩道に設置される、黄色い点字ブロックと呼ばれているもの)は
景観からみると、問題あり?と思われている
役所の担当者の方が、結構いる、ということ。
しかし、その検証は成されていない。

そこで、実験として
1.新品の通常の誘導ブロック(歩道に黄色いブロックを敷設)
2.新品の弱視用誘導ブロック(歩道に黄色いブロック、その両脇に黒いブロックを敷設)
3.古くなった通常の誘導ブロック(歩道に古い通常誘導ブロックを敷設)
の3パターンで、健常者に景観の感想をアンケートしたのです。
(機能面に関することではなく、見た目の問題です)

すると、新品の黄色いブロック・弱視用ブロックは
けっして悪い印象ではなくむしろ好印象、
古い誘導ブロックは景観を損なう、という判断をした方が多かったそうです。

これはちょっと盲点でした。
設計される方は「まちなかの景観に黄色は異質に写る」と
思う方がわりと多いように私は思うのですが、
一般的な意識では、いちがいにそうではナイ、ということです。

もちろん、町並みと歩道との調和を考えた時、
古い民家や、寺社などの町並みには
黄色のブロックはそぐわない、ということもあると思います。
その場合はモノトーンでもOKという
ガイドラインがあるそうです。

けれど、一般的多数の駅前・商業地区・住宅地区等を考えると、
むしろ、古くなっても汚く見えないような
ブロック素材の開発の方がけっこう重要なのかも??
もしくはメンテナンス性を高くするとか?

ちょっと考えさせられる興味深いお話しでした。

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