“山梨・甲斐善光寺” ・・
“甲斐善光寺”は、山梨県甲府市善光寺にある浄土宗の寺院で、
正式名称は、定額山浄智院善光寺です。
「善光寺」と名乗るお寺は、実は、全国に120カ所近くもあるそうで、
特に有名なのが、長野県の「善光寺」ですね。
長野の善光寺とは、密接な関係があるそうですが、2つの寺を区別するため、
こちら、山梨県の善光寺は、通常「甲斐善光寺」と呼ばれ、
長野県の方を、「信州善光寺」と呼ぶこともあるそうです。
善光寺・・
武田信玄公が、川中島の合戦の折、信濃善光寺の焼失を恐れ、永禄元年(1556)に
本尊はじめ寺宝の数々を甲斐に移したのが甲斐善光寺の始まりだそうです。
その後、本尊は、長野の善光寺に戻りましたが、
甲斐善光寺は、長野の善光寺にあった仏像を新たな本尊を定めて大寺院として発展し、
徳川家の位牌所にもなったそうです。
山門・・
1754年の失火により焼失し、現在のものは、1796年に再建されたものだそうですが、
重要文化財に指定されているそうです^^b
参道・・
参道の脇には、お堂や大仏様もありました^^b
常香炉・・
ここでは、仏様にお香を供え、その煙を浴びることで心身を清める場です。
体の悪い所に煙をつけると治るとも言われていますね^^b
金堂・・
金堂の高さは27m、奥行きは49mの木造建築で、
善光寺建築特有の撞木造という様式で建てられているそうです。
これは、上から見ると鐘などを打つ「撞木」という法具と同じ形をしていることから
撞木造という名で呼ばれているそうなんです。
こちらも、山門と同じく、火災により焼失しその後再建されていまが、
重要文化財に指定されているそうです^^b
堂内・・
本像は、一光三尊式善光寺如来像の中では、在銘最古で、
そして、例外的に大きな等身像として著名なんだそうです^^b
鳴き龍・・
鳴き龍は、全国の寺院のいくつかで見られますが、
ここ甲斐善光寺のものは、日本一の規模をもつものとして知られているそうです^^b
その他、甲斐善光寺の本尊の真下には「極楽のお錠前」があり、
お戒壇廻りで、この鍵に触れられると、極楽往生のご利益があるといわれています^^b
お戒壇廻りもして、ご利益いっぱいの参拝でした^^♪
次回は、
“甲府城跡・舞鶴城公園” へ、、、