アジアの休日...(389) | ao3のブログdemi

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        カンボジア “ロリュオス遺跡群・ロレイ”・・

 

 

 

 

 

       ロレイ”は、ロリュオス遺跡群の中でも最も北側に位置する遺跡で、

 

    プリア・コーやバコンを建立したインドラヴァルマン1世と祖先を祀る為に、

 

    息子であるヤショーヴァルマン1世が、893年に創建した寺院です。

 

      建立当時は、インドラヴァルマン1世が造営した大貯水池(インドラタターカ)の

 

    中央の島の上に建てられていたそうですが、今は、貯水池はありません;;


      ちなみに、寺院手前に階段があったのですが、

 

      そこが、船着場だったそうです。。。(後から説明もらったので写真は取り損ねました;;)

 

      貯水池の中央の島にある寺院は、

 

    世界の海に囲まれた、神々がすむ聖域である須弥山を象徴しているそうです。

 

    クメール王朝の歴代の王たちは、須弥山を象徴する壮大な宇宙観を

 

    寺院建設で表現することが慣習となっていったそうで、

 

      このロレイは、アンコール地域の東西バライにあるメボン寺院の原型になった

 

    重要な寺院でもあるそうです。
 

 

 

 

 

 

    祠堂・・

 

 

    4基の祠堂が、田の字状に配されていますが、

 

    レンガ造りのため、大きく崩れてしまっている祠堂もあります。

 

    修復というより、ただ崩れを支えているだけの感じもありました・・^^;

 

 

 

    リンガ・・

 

 

      4基の祠堂の間には、水を流すための溝が十字に備えられていて、

 

    交差する中央に、リンガが置かれています。

 

      リンガに聖水を注ぐと四方に流れる仕組みになって、

 

    この仕組みは、豊富な水を願う儀式で使われると共に、

 

    クメール王朝の治水技術を誇示する目的があったとのことでした・・^^b

 

 

 

    彫像・・

 

 

      四基のうち南側の二基は大きく崩壊してますが、北側の二基は保たれており、

 

    ドヴァラパーラ(金剛力士)やデバター(女神)などの彫刻も綺麗に残ってます^^b

 

 

 

    碑文・・

 

 

      内部壁面には、創建時の碑文が非常に綺麗に残っています。

 

    サンスクリット語とのことですが、なんのことが書かれているかは??です・・

 

 

 

      ロリュオス遺跡群は、アンコールワットの様な華やかさは無いものの、

 

    厳かながら和やかな雰囲気を感じられる遺跡群でした・・^^♪

 

 

 

 

 

 

          次回は、

 

 

 

 

                     “バンテアイ・グディ” へ、、、