何時も家内と一緒にいた毎日だが、それはいいものではなかった。その内容は、聞いてみないと誰も想像すら出来ないものだ。不愉快で鬱陶しい事が一杯あった。何時も怒っていて、気分の悪い日が続いていた。昨日、あいつはいなかったが、全く寂しさを感じなかった。むしろ晴れ晴れした気分だった。拙者が一杯世話しているのに感謝すらせず、拙者から金を取る事ばかり考えているのだ。働いていない女の心は、かくも汚いのかと思ってしまう。

今日も大阪に病院を訪ねても、遠くから来た事への労いもなく、金の事ばかり気にしている。あれだけ身体が弱って点滴を受ける状態で、あれだから何時ものように気分を悪くする。医者の医療行為に対しても、何を考えているのか拒否反応ばかり示す。入院も嫌がっていたが、拙者が押し通して入院させた。その結果、肺炎と肋骨の骨折が判明した。

 今から、金策に走るのは大きな徒労になりそうだ。金額が大きいから50万円ずつ引き落としていては、ラチが開かない。何とか、退院させてホームに入れて、出金を始めてからの金銭移動にする方が易しいと思える。だから、今急逝されては困るのだ。

 明日も見舞いと荷物運びに病院に行く。これまで使った事の無い地下鉄なので、往来が結構難しい。6本ほどある階段の中で、エレベーターがあるのは1本だけなので、面食らうのだ。

 ちょっと、落ち着いて競馬を研究しているどころではない。地方競馬は、園田が面白いが予想する時間はない。中央競馬は1日1開催くらいしか調べられない。もはや、何時も競馬予想している義務は無い。競馬のはした金を追いかけている場合ではない。身の周りの人と、どう接するか。転がり込んで来る金を如何に上手く入手していくか。考えなければいけない事が一杯ある。