腐った人間の中で

 昔、耐えがたい者がいた。悪し様に悪口ばかり言って貶めてくる。自分が絵を描かないなら、他人同僚の絵なんか放っておけばいいのに、他人・同僚が良い評判を得ないように邪魔ばかりしてくる。受賞して嬉しい時に、冷や水をかけられる事が多かった。やる気を削がれるので、麻雀などをして憂さを晴らしていた。後年、東京の審査員から、その頃に何をしていたのかと言われた時は、邪魔する者がいましたとは返答出来なかった。要するに、腐った人間の中で拙者も腐っていたというのが本当の話である。

 違う学校になっても、未だ悪口の噂が聞こえてくる。とかく、女や女みたいな男は、悪口が好きで言いたい放題言うもののようだ。それで、相手するのは馬鹿らしいので、引っ越しと共に管外に転出して、そいつと関係無いようにした。

絵を描かない美術教員は、絵を描く者を恐怖する。特に80~200号もの作品を描く者に恐怖して、無き物にしようとする。それが美術教員のする事なら、美術などという教科は不要だと思う。そんな美術教員が、周りの無知をいいことに己がさも一流の美術家であるかのように吹聴していた。

 また、結婚祝い金を猫ババする教員との縁を切る為でもあった。絵を描いて何とかなるかと思っていたが、立ちはだかる壁の馬鹿らしさに呆れてしまった。足を引っ張る者の何と多い事か。実の母親まで、結婚資金を横領するし、同僚や管理職は拙者の絵や額縁を無料で持って行ってしまう。盗っているくせに、拙者を悪者扱いしてくる。

 耐えがたいので、無害な競馬研究をやってきた。絵を諦めた情けなさを帳消しするには、何かに没頭しなければならなかった。周りはカスばかりだったが、競馬ではカスはいても、あまり出会う機会はない。

 しかし、場所を変えても一体、美術教員の行いは我慢ならないものがあった。絵を描く者は貧乏確定で、描かない者は描く振りをする嘘つきになるのは、どこでも共通していた。また、図工展等というハードな仕事があって、拙者の体調が絶えられなかった事もあって、普通科担任に切り替えて勤務していた。

絵をやっている人のほとんどは、貧乏して生活に困っているものだ。絵の具すら満足に買えず、展覧会出品費用さえままならない。周りは絵の具をくれとか、絵を無料でくれとか言う者ばかりだった。最後は、自分の絵を写真にするお金も無くて悲しい思いをしていた。その入選作は無くなってしまって、再現すら困難である。若い時から絵ばかりだと、普通世間の若い者が取り組むスキーとか旅行には縁が無くなってしまう。何時もお金に汲々として、美味しいものすら食べられない。貧乏してまで、子どものミルク代をケチってまで絵なんか描けない。

 

競馬予想

 結局、それをやって心底どれだけ満足出来ているかに尽きる。難解に思われる競馬の深い所を極めたいと思って日夜研究してきた。特に周りから邪魔をされる事も無かったし、悪し様に言われる事も無かったと思う。多少言う人もいたが、あの程度では何とも思わない。嬉しい時は、お金という報償があるので、それだけで十分であり、他人の賞賛なんか必要ではない。絵は入選しても、お金にならないが、競馬は当てるとお金が手に入る。絵は礼金の必要な時があっても、競馬は当てても礼金なんか払わない。

絵は、お金が無い時に、更にお金が無くなっていくものだ。本質がアホだから、笑ってやればいいのだ。YouTube等で、美大芸大へ行く為のデッサンの録画を公開している人が多い。お前ら、いい格好していても、将来は貧困の中であがくのは間違いない。学校出ただけで威張るのは屑のする事だ。

 

中京:エニフS

 

 

11・12レースは非常によく荒れてきたので危険である。

「荒れ予想」の所の赤は9番人気以下の下位人気であり、青は7・8番人気の連体する可能性を示す。先日の中京10レースでは7-1番人気で実現している。ここも7レースは7・8⇒1・2番人気の連複馬券の可能性を考えている。