家族会が認知症介護のスタートでした | 認知症介護は思いやり

認知症介護は思いやり

認知症は社会問題です。介護の担い手のお嫁さんが働かねばならないなどのご自宅の事情から、在宅ケアもままならからです。しかも認知症の症状は複雑です。レビー小体型認知症の母の10年以上に及ぶ介護経験から介護保険利用の仕方、介護、症状をやわらげるやり方を教えます。

家族会 認知症介護

認知症家族の集いとして全国展開されている家族会があります。公益社団法人にもなっていて、ご存知の方も多いですね。

私の認知症介護のスタートは、家族会に無料電話相談した時からでした。

「母が、認知症ではないかと思うのですが」
「愛知県のどちらにお住まいですか?」
「名古屋市です」
「大府市に認知症専門の病院があります。いちど診察されたら?」

私の相談に親身になって対応していただきました。その病院を受診して、主治医も見つかり、レビー小体型認知症と診断されました。

あのとき電話に出ていただいた方から、親切に対応していただいたおかげで、認知症介護生活がスタートできたのです。

その後家族会の会員になりました。いろんな思い出が家族会にあります。一番の思い出は、家族会主催で一泊のバス旅行をしたことです。

バスの中でビンゴ大会が行われ、母が見事一等になりました。うれしくて、満面の笑顔で万歳した母。

家族会に入ったおかげで、旅行することが認知症にいいこともわかりました。それに旅行することは、認知症介護する人のストレス発散になります。

「認知症の人と家族の会」と愛知県支部。電話で親切に対応してくれた女性。それぞれに、この場をお借りして、お礼をもうしあげます。ほんとうに、ありがとうございました。