「小さな男*静かな声」を読んで。 | まんぷくちゃんの満福日記

まんぷくちゃんの満福日記

日々の満福度を1~5段階で綴る満福日記。
あくまでも、まんぷくの視点で(笑)

まんぷくです(´∀`)つ■


今日の満福は、「小さな男*静かな声」を読んだことですねん。 



まんぷくの好きな作家、吉田篤弘さんの本。もちろん図書館で借りた(笑)


小さな男*静かな声

百貨店に勤める小さな男。


ラジオのパーソナリティーを勤める静かな声。ラジオ。


物語は、別々に展開される。


しかし、やんわ~りつながっている。





小さな男の日常に小さなまんぷくの姿を見た。(笑)


吉田さんの作品には、いつも。


まんぷくの好きな線のセンスの良さを感じる。





ずっと支度中の札がかかった食事所。


時刻表や図鑑も詩集ですと店に陳列する古本屋。


手作り卓上ランプを必ず自転車で届ける「あかり屋」





それぞれにステキな「小さなこだわり」を見つけた。





そして、まんぷくが改めて衝撃を受けた頁。


百貨店の寝具売り場に勤めている小さな男の言葉。






寝具売場における最良のキャッチ・コピーは、すでに定番化した次のフレーズだ。



「人生の三分の一はベッドの上で過ぎてゆく」



まったくそのとおり。


それでも、この言葉を身にしみて実感している人は意外に少ない。


「1日は何時間ですか?」


「あなたの睡眠時間は1日平均、何時間ですか?」


このふたつの質問とその答えを並べ、ようやく理解したり驚嘆したりする人が


いまだにいたりする。


あるいは、「毎日、12時間は眠っています」


と堂々と答える人もいて、三分の一どころか


「人生の半分は眠っていた」ことに気付いて、驚嘆のあまり


「いりません。ベットなんていりませんよ」と、

 

ひどく動揺して立ち去ってゆく人もいる。


人それぞれ。人生とは・・・・人それぞれ。である。


であるから、一概に定義などしようもないが、それでも


「人生の三分の一は睡眠に費やされる」


というフレーズは、およそ揺るぎない真実ではなかろうか。



小さな男 ♯5 159頁より






よく眠るまんぷく。鼻ちょうちん

時間の大切さをあらためて。(笑)






「今日の満福、5つ福!」 福福福福福


小さなこだわり、あ~ぁ満福(´∀`)つ■