明日、最愛のネコの命日を迎える。
自宅にいたのに看取れないことも、入院先で亡くなり看取れないことも多いだろう。
我が動物舎では、ほとんどの場合、最期のときを抱っこで、
ありがとう、良く頑張ったね。
と、なるべく笑顔で見送った。
ほとんどの場合、つまり、看取れないケースあもあったということである。
生き物は、飼い主に見送られたい性格のものと、そうでないものに別れるようだ。
飼い主の心情をよく見抜く生き物。
作ってでも笑顔を見せてあげないと、生き物は安心して旅立てない。
パパやママが寝ている間にそっと旅立つことがある。
亡くなる数日前からサインをくれる子もいる。
サインをくれる子はだいたい一週間後に一人で旅立つ。
死ぬ姿をみられるのは好ましくない、そんなふうに誇り高く生き抜くものもいる。
看病疲れの飼い主さんがようやく眠ったのをみて、
ありがとう。ボク、もう逝くね…
そんな風に思う子もきっと多いだろう。
しかし、入院先で死亡されるのは流石に堪える。
死ぬ間際まで濃ゆい酸素を供給してもらい、最大限のことはしてもらえたはず。
Tynan を入院当日の夜に亡くしてからは、明らかに死期が迫っているなら、自宅に戻し傍において笑顔で見送ろうと思う。
最期のときに立ち会えなかったことを後悔したり、罪悪感を持ったりする必要はない、と、ようやく理解した。
同じように生き物を亡くされた方で看取れなかったことを後悔されているならば、お考えを少し変えてみてください。
お気持ちが少しでも楽になれたら幸いです。
明日、2020年10月31日。
モカ 享年14歳の五回目の命日。
幸か不幸か、突然死。
母にとって唯一無二、特別なネコ。
そして、はなちゃんが一筋に恋焦がれた思い人(猫)。
辛いことに片思い、最初で最後の恋が死に別れになるなんて…
................................. モカへ
あなたはそちらで元気にしていますか?
妹達の面倒をみてますか?
5月に逝ったのんちゃん、再会できたかな。
Tynan とは初めましてだね。
関西弁もわからなかったキミだけれど、
クィーンズイングリッシュの Tynan とはどうかな?
小梅と同じ黒猫だから、見つけてあげてね。
うさぎ、デグー、ハツカネズミ、熱帯魚。
愉快な仲間たちとも遊んでますか?
水槽用照明に座り、ガラス板の隙間からしっぽを垂らして揺ら揺らと。。。
エンゼルフィッシュ釣りをやっては、つんつんされていたね。
長野市生まれで大阪で亡くなったエンゼルフィッシュ達は千曲川の支流、裾花川へ還しに行ったこともあるんだよ。
2代目モカも3歳、ずいぶんと大きくなったよ。
キミと違ってどんどん色が濃くなり、とうとう焦げ焦げの茶色になったよ。
キミのお気に入りの日向ぼっこ棚、やっぱりこの子が使ってる。
名前は、行動や性格に影響を与えるのかな。
キミの幼いころの顔立ちのまま大人になったような槐だよ。
見た目はよく似てるけど、ずいぶん大きくなってから動物舎へきたから、赤ちゃんのころはどんな子だったか知らないんだ。
抱っこー!
後味で立ち上がり両手を真っ直ぐ伸ばして抱っこをせがむ。
キミにもみせたかったな。
いや、そこから すべて 見えてるか(^^)
ずっと、動物舎のみんなをみていてね。