20年目の魔界都市<新宿> | かっこいいチョッキ

20年目の魔界都市<新宿>

http://detail.booklog.jp/asin/4022738235/asid=dozre-22


 今年の春に尊敬する人の一人、菊地秀行氏の魔界都市<新宿>シリーズの続編が20年ぶりに発表されたってことで、なんだか嬉しいんだぜ? 


 あとがきで述べられているように、菊地秀行氏の魔界都市<新宿>というと秋せつらのシリーズの方が有名ですが、正当なシリーズとしては十六夜京也サーガなのは当然ですね。僕も実は十六夜サーガの方が好きなんですが、まさか21世紀に入って十六夜京也が再び読めるなんて思いもよらず、スッゲー嬉しかった(´ー`)。

 最初に出たのがデビュー作の「魔界都市<新宿>」、OVA化記念として1988年に第二作「魔宮バビロン」、そしてそれから20年後の今年に第三作「騙し屋ジョニー」が出ました。去年辺りからファンサイト等で「魔界都市<新宿>3」として2007年末の発売が予告が打たれていたのですが、朝日ソノラマの倒産等で危ぶまれたかと思いきや、ちゃんとリリースされたようで安心しましたw  


 実は去年の夏辺り、新宿ロフトのイベントで菊地先生本人に「押忍、いつ十六夜京也の出るんスか? 押忍」と質問したことがあるのですが、その時は「今年中は無理だけど絶対出します」と答えられていたのが印象的でした。


 読んでみると、メフィスト病院を出た京也が突然上空に現れた飛行船から「お前はバカモノだ!」「この変態高校生!」とジョニーに罵られるクダリがなんだか下らな過ぎて笑えました。ああ、楽しんで書いてるんだなぁってのが、滲み出てたと思います。

 ラストのさやかちゃんのセリフは、今の世知辛い日本の世相を反映したのかなぁ……と思いつつシンミリしたラストでした。


 他にも「ミーくんの番長日記」とか、気になるタイトルがあるようですがいつ出ることやら……。


 菊地秀行の十六夜京也はかなり影響受けてます。多分、現代ものの創作をやるとしたら絶対に学園モノにしてガクラン剣士がバッタバッタと悪者を薙ぎ倒し、かつ助けた女は俺のもの、みたいなのやってみてぇっス。